3月8日(日) 35mmフィルム上映
13:10〜17:00 『拘束のドローイング9』(143分)+ゲストトーク(60分)
ゲスト:村上美知瑠(衣装作家、『拘束のドローイング9』衣装)
【上映後トーク】『拘束のドローイング9』上映後に、トークを行います(料金は鑑賞料に含まれます)
17:30〜20:44 『クレマスター3』(182分)途中休憩アリ
◎各回入替制(作品ごとのチケットです)
◎1枚のチケットで鑑賞できるのは、1作品のみです
◎2作品を観るには、2枚のチケットが必要です。
https://t.livepocket.jp/e/cremaster0229
https://t.livepocket.jp/e/cremaster0301
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0303
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0304
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0305
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0306
3/7(土)『クレマスター』4作、『拘束のドローイング9』(単券):
https://t.livepocket.jp/e/cremaster0307
3/8(日)『拘束のドローイング9』トーク付、『クレマスター3』(単券):
https://t.livepocket.jp/e/dr9march8
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0310
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0311
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0312
https://t.livepocket.jp/e/dr9march13
https://t.livepocket.jp/e/redoubt0315
【緊急決定】マシュー・バーニー『リダウト』プラス
米国の美術家、マシュー・バーニー。
彼は少年時代をアイダホ州で過ごしている。ロッキー山脈が「天然の要塞(ようさい)」となり独特な文化を持つ、と作家本人が言うアイダホ。
その雪山を舞台に、自然と人間、動物の関係を描いたのが、最新フィルム『リダウト』(2018)である。タイトルの「リダウト(REDOUBT)」とは、英語で「要塞(ようさい)」という意味。
そんなフィルム作品『リダウト』は、全国順次公開中。この度、特別に東京都写真美術館ホールでの緊急上映が決定した。4Kの映像と7.1chのサウンドでの再映となる。
あわせて、マシュー・バーニーの伝説的フィルム作品『クレマスター』サイクル全5部作(1994-2002)、ビョークと協働したフィルム『拘束のドローイング9』(2005)を35mmフィルムで上映する。
『拘束のドローイング9』
2005年/アメリカ/カラー/35mm/135分/1:1.66/SRD
脚本・監督:マシュー・バーニー
音楽:ビョーク(サウンドトラック:ユニバーサル ミュージック)
制作:バーバラ・グラッドストーン、マシュー・バーニー
撮影監督:ピーター・ストリートマン
出演:マシュー・バーニー、ビョーク、大島宗翠(裏千家)
配給:トモ・スズキ・ジャパン
後援:アメリカ大使館
協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels、Angie Naoko
日本にある石油精製所。そこで、阿波踊りの隊列にタンクローリーが続いてゆく。タンクローリー車は、誉れ高き捕鯨船「日新丸」が停留する港に停車。ホースを甲板まで伸ばし、タンク内の液体を流し込んだ。
その液体は楕円と長方形を組み合わせた、マシュー・バーニーの「フィールド・エンブレム」型枠で、徐々に固化。そこへ、小舟で現れた西洋の客人2名が乗船した。ふたりは身を清め、婚礼衣装をまとい、茶室へと案内されるが…。
情熱と情念が崩壊を招く、マシュー・バーニーとビョークの初コラボ作品。
【上映後トーク】
3/8(日)13:10〜『拘束のドローイング9』上映後、トークを行います(料金は鑑賞料に含まれます)
村上 美知瑠(衣装作家、『拘束のドローイング9』衣装)
国際基督教大学卒業後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)在学中にマシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装を担当。
帰国後、コンテンポラリーダンサーの川村美紀子、tantan、 岩井俊二監督が率いる音楽ユニット、難民映画祭パフォーマンス等の衣装をデザイン制作。
原宿「バラ色の帽子」でのデザインに携わるほか、「Sleeptravelling」名義で自身の企画ブランドを立ち上げる。
公式サイト:
https://michirumurakami.tumblr.com/
Sleeptravelling公式サイト:
http://www.sleeptravelling.com/jp/
『クレマスター3』
2002年/アメリカ/カラー/35mm /182分(途中15分の休憩)
前半:1時間32分02秒+後半:1時間28分58秒/1:1.66/ SRD
出演:マシュー・バーニー、リチャード・セラ(彫刻家)、エミー・マランス(モデル・アスリート)
ニューヨーク、マンハッタンが舞台。二部構成で、前半はクライスラー・ビルで展開。フリーメイソンの見習いが、一人前になろうと高みを目指し、エレベーターをよじ登る。
休憩をはさみ、後半はグッゲンハイム美術館へと場面転換。フランク・ロイド・ライト設計のロタンダの構造をいかした身体パフォーマンスが繰り広げられる。『クレマスター』全作のイメージカラーが旗で彩られる中、マシュー・バーニーが壁面をクライミング。頂上では美術家のリチャード・セラが待ち受けている。途中、豹に姿を変えたアスリートのエミー・マランスと対峙するが…。
ケルト神話がオープニングとエンディングをはさむサンドイッチ構造の超大作。
写真:DRAWING RESTRAINT 9
©2005 Production Photo: Chris Winget
Courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels
写真:CREMASTER 3, 2002
Photo: Chris Winget
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels