198回も上演されるほどの爆発的な人気を誇りながら、
たった3年で発禁になったブルガーコフの超・問題作、日本初演。
1920年代、ソビエト連邦―個人の自由が厳しく規制され監視される世界。
革命により財産を失ったゾーヤは「縫製アトリエ」を開く。
その正体は、絢爛豪華なマネキン嬢が夜ごとに歌い踊る「娼婦の館」だった…。
元貴族、詐欺師、成金商人、麻薬密売人、汚職役人、死体男たちが入り乱れ、札束と裸体が飛び交う、狂騒と幻想のブラック・コメディ。
―すべては、突然破綻する。
●公演概要
時間堂 シリーズ発掘02『ゾーヤ・ペーリツのアパート』
作:ミハイル・ブルガーコフ Mikhail BULGAKOV
演出:黒澤世莉 Seri KUROSAWA
翻訳:秋月準也 Junya AKIZUKI
●公演日程 2016年7月29日(金)~31日(日)
29日(金) 13:30★/18:30
30日(土) 13:30◎/18:30
31日(日) 12:00◎/17:00
受付開始は開演の60分前、開場は30分前です。
上演時間は2時間45分(休憩10分含む)を予定しています。
★プレビュー
◎アフターイベント→詳細は続報をお待ちください
[シリーズ発掘]
日本では知られざる世界の名作戯曲を、時間堂が勝手に発掘しスポットを当てるシリーズ。2013年のリリアン・ヘルマン作『森の別の場所』に続き、今回は『巨匠とマルガリータ』等の幻想的な小説で熱烈なファンを持つロシアの国民的作家、ミハイル・ブルガーコフの戯曲を発掘。秋月準也氏の清新な訳で、日本初演に挑む。