春画は、江戸の人々にとって“笑い”と“色気”を分かち合う文化でした。
艶やかな戯画の中にユーモアがあり、性を恥じるよりも語り合い、楽しむための知恵と遊びがありました。
琵琶の嫋やかな音色が艶演を包み込み、春画の描線に秘められた欲望を一層際立たせ、観る者を春画の中に誘い込む。
春画と『好色一代男』、そして琵琶の音が交差することで、性を自由に楽しむ江戸のエロスが、この夜、歌舞伎町に艶やかに花ひらく。
現在、「新宿歌舞伎町能舞台」で開催中の
『新宿歌舞伎町春画展 -WA-』
(2025年7月26日(土)~9月30日(火))
※主催:Smappa!Group
この春画展と連動し、
Smappa!Groupが掲げる「歌舞伎町から日本文化を創出する」という理念に共鳴して生まれたパフォーマンスイベントを開催いたします。
「歌舞伎町で、江戸の笑いと色気が目を覚ます。
文化でつむぐ『わ』のひととき。」
春画展の世界観をより多角的に体感できるムーブメントにぜひご参加ください。
公演内容
■公演内容
春画の世界へ琵琶の弾き語りで誘う演劇舞台
『世之介始末』~好色一代男より~
出演 ふぅ 灯月いつか kana あかね
作・演出 龍
江戸時代の人気作家・井原西鶴が生んだ「浮 世之介」の
性に対する放埒な生き方が、春画の美艶と共鳴。
「抑圧」を笑いとばし「享楽」と「戯れ」の”今”を生きよ!
前売りチケット 4,800円(当日5,000円)
チケット代金には春画展鑑賞券を含む。
春画展の鑑賞後にショー開催の会場に移動(徒歩4分)、もしくは春画展の鑑賞は後日でも可能。
開演時間:21時30分
(22時30分頃終演、アフタートークあり、23時頃終了)
■公演会場
ホストクラブAWAKE
東京都新宿区歌舞伎町1-2-7 歌舞伎町ダイカンプラザ星座館 地下1階
※20時まで別のイベント「トークイベント 『春画とフェミニズム』」が開催されています。
■連動企画
『新宿歌舞伎町春画展 -WA-』
文化でつむぐ「わ」のひととき。
菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳など
江戸時代に制作された春画 約100点を展示。
春画展会場:新宿歌舞伎町能舞台
(新宿区歌舞伎町2丁目9−18ライオンズプラザ新宿2F)
開館時間:11時~21時/土日祝:10時~21時
※入場は閉館時間の30分前まで
会期:9月30日まで