ユニークな経歴を持ち、独自の音楽世界観から生命感の宿る音をベーゼンドルファーで紡ぎ出すピアニスト伊藤理恵が、色合いをキーワードに豊かな音場空間を持つCHABOHIBA HALLで展開するリサイタルシリーズ第2弾。音楽の伝統を融合させて礎を築いたバッハ、自らの信念と革新的な発想で時代の流れを変えたベートーヴェン。かれら二人の同音の調性による作品から、そこに時代を超えて交錯する新・古の響きを探る。
J.S.バッハ
パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825 第6番 ホ短調 BWV830
ベートーヴェン
ピアノソナタ 第11番 変ロ長調 Op.22 第30番 ホ長調 Op.109
後援:ベーゼンドルファー・ジャパン
伊藤理恵(ピアノ)
1965年東京生まれ。国立音楽大学ピアノ科を中退後一般職に従事するが、指揮にて音楽活動を始め、アマチュア・学生オーケストラの指揮、指導を行う。協奏曲の弾き振りでの共演を契機にピアノでの演奏活動を開始、1995年の初リサイタルを皮切りに、ブラームス後期作品全曲演奏会、ベートーヴェンピアノソナタツィクルスなどのリサイタルを開催。室内楽、オーケストラとの共演も多い。ベーゼンドルファーに深い愛着を持ち、その魅力をウィーンに縁の深い作曲家のプログラムで味わう「ベーゼンマニア」など、テーマ性のあるリサイタルシリーズを意欲的に手がけ、ベーゼンドルファー・ジャパン主催公演にも数多く出演。本年6月には杉並公会堂にてリサイタルを開催、好評を博す。CHABOHIBA HALLの音響と個性的な空間に魅了されて昨年より公演を続け、本公演は5回目となる。
独自の音楽世界観を持ち、緻密な解釈のもとに深い精神性を湛えた演奏が持ち味。指揮者としての経験を生かした管弦楽的なアプローチから捉える多彩な表現によって、一つ一つに生命感の宿る音で聴衆を魅了する。2002年にリリースしたアルバム「ブラームス作品集〜不安と憧れ」は「たいへんユニークな世界を持ち、聴きての耳と心をもその世界に惹き込んでしまいそうなピアニスト」(レコード芸術誌)などと高い評価を得た。
公式Twitter「ベーゼンマニア」
https://twitter.com/boesenmania