SNSやブログを通して誰もが文章を綴るようになって早幾月。ピンからキリまで様々なクオリティーの文章が溢れている中で、一度立ち止まって「文章を書くとはどういうことか」「それを他人に見せるとはどういうことか」考えてみたい。というか、ここら辺で原点に立ち返って整理しておかないと今後ヤバい気がする。何ならついでに若い人材も業界に入ってきてほしい。というようなことを、「校正・校閲の仕事を専門とするプロフェッショナル集団」聚珍社の中嶋泰と、フリーライターの張江浩司が多種多様なゲストお迎えしつつ、定期的にお酒を飲みながらぼんやりと話していくイベントです。
シーズン1が好評のうちに書籍化され、待望(?)のシーズン2が始まりました。今回はデイリーポータルZ編集部で「地元の人頼りの旅」「投稿頼りの旅」を担当、むかない安藤としてもお馴染みの安藤昌教さんと、旅行エッセイ「旅と蓋」を発表しているすずめ園さんのお二人をお迎えして、街・土地・風景を書く旅行記について校正の視点から考えてみます。