選定基準は、
*原則として建築後50年を経過していること
*東京の景観づくりにおいて重要なものであること
*できるだけ建築当時の状態で保存されていること
*外観が容易に確認できること
そこで、99件の建造物を23コースに分けて、ご紹介します。
▼▼▼ 『東京都選定歴史的建造物をめぐる』 ▼▼▼
【開催日】10月13日(日)
【時間】9:30~12:30(予定) ※集合9:30
【コース】銀座・築地コース
【集合】都営大江戸線「勝どき駅 」出口A1・A2の階段下
【解散】「銀座」周辺
【参加費】1名 6,800円 ※税込み・小人同額
【昼食】銀座シシリア ホリデースペシャルランチ
【募集人数】15名 *定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行(ただし荒天の場合中止)※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド1名が同行します。
・お子様のご参加は小学生以上とさせて頂きます。
【主催】大江戸歴史散策研究会
◆ 第2回『東京都選定歴史的建造物をめぐる』銀座・築地コース ◆
(18)【中央区立泰明小学校】
設計:東京市 昭和4年(1929年)竣工
校舎は、1923年の関東大震災の教訓から、通常の壁厚が15cm程度であるのに対し22cmを有する堅牢なつくりとし、第二次世界大戦の東京大空襲の爆撃にも耐えて現在に至っています。外観は、ツタの絡まる校舎の外壁や、連なる3階の半円形の窓、円形に張り出した講堂、緑を伴うアーチ型の開口を有する塀、“フランス門”と呼ばれる瀟洒なデザインの門扉などの特徴を有しています。
(10)【ヨネイビルディング】
設計:森山松之助 昭和5年(1930年)竣工
中世ロマネスク風のデザインをもつ壮麗・瀟洒なものでした。1階は重厚な石貼の外壁に螺旋模様が施されたアーチ窓、2階以上の外壁はテラコッタ・タイルで隙間なく覆われています。
(50)【鈴木ビル】
設計:新定蔵 昭和4年(1929年)竣工
四つの馬蹄形の窓を持つ銅板葺きの屋根、デザインを変えた三種類の窓、1階円柱にほどこされた幾何学的レリーフ、内部の壁に用いられている布目タイルなどに特徴があります。
(73)【宮川食鳥鶏卵】
設計:不詳 昭和4年(1929年)竣工
関東大震災以降の看板建築の一つ。創業は、明治34年(1901年)年の食鳥鶏卵専門店です。角地に建ち、角を切り落として入り口にした3階建て。壁は銅板貼りで、壁の文字など昭和初期の商店の雰囲気を残しています。
(11)【カトリック築地教会聖堂】
設計:石川音次郎、ジロジアス神父 昭和2年(1927年)竣工
聖堂は、当時の東京大司教(教区長)ジャン・ピエール・レイの要望により古代ギリシアのドーリア式神殿を忠実に模して木造モルタル造にて建設。旧聖堂時代の石膏の聖ペトロ像は、震災の被害を免れて現在も安置されています。
(2)【聖路加国際病院(チャペル及び付属する旧病棟)】
設計:レーモンド他2名 昭和8年(1933年)竣工
3名のチェコ人建築家によって設計が進められたネオ・ゴシック様式の建物。 礼拝堂のステンドグラスは、抽象的な図像でキリスト教の殉教の歴史を象徴する画が配されています。
◇(37)【築地本願寺本堂】
設計:伊東忠太 昭和8年(1933年)竣工
本堂はインド、西洋、イスラム、日本などの異なるモチーフを融合させた独自の様式を示し、当時の宗教施設としては珍しい鉄筋コンクリート造で、大理石彫刻がふんだんに用いられた伊東忠太の代表作の一つです。
◇(31)【勝鬨橋】
設計:安宅勝、瀧尾達也 昭和15年(1940年)竣工
勝鬨橋は昭和15年に国家的イベントとして計画された万国博覧会のメインゲートとして計画されました。当時は、隅田川を航行する船舶が多く、陸運よりも水運を優先させる可動橋として設計され、大型船舶の通航を可能としました。
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大江戸歴史散策研究会 歴史ガイド:瓜生(ウリウ)
【電話】050-3626-6622 【mail】uryu1023@gmail.com
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