生誕100年にして没後30年を迎える哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-95年)。その「哲学」の「原理」に迫り、多くの読者を獲得してきた名著『ドゥルーズの哲学原理』が、大きな節目を迎える本年、ついに文庫化されました。
刊行の始まった講義(未邦訳)を紹介する新稿を加え、最新の研究状況に対応した改訂を施してあります。元本である岩波現代全書版をつくった担当編集者が講談社に舞台を移して送り出す、文字どおりの「決定版」です。
メモリアル・イヤーにふさわしい今回の刊行を機に、著者と担当編集者による対談をおこないます。岩波現代全書版も含めた製作裏話なども含め、ここでしか聞けない話が満載です!