2025年5月、新緑と薫風の季節に『「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話』が発売されます。
本書は、他人のガードは解こうとするのに、自分の精神はなかなか裸にできないAV監督・二村ヒトシさんと、外ヅラが良すぎてつい取りつくろってしまい、本音を言えない漫画家・菊池真理子さんが、逆に自分をさらけ出しまくって本を書き続けている文学研究者・横道誠さんに会いに行くところから始まります。
機能不全家庭で育った幼少期から、宗教2世問題、発達障害・愛着障害・依存症、セックスや創作活動の中で表れる葛藤まで――「ほどよく」社会に適応できないことへのジレンマを、とことん語り合います。
今回、青山の地で行われるのは、その公開鼎談。その対話の場を、みなさんにも共に味わっていただこうという趣向です。ひとりでは決して立てない地平へ、参加者のみなさんをお連れします。何が飛びだすのか――どうぞお楽しみに!