一人息子との日常を描き共感を集めた『ママはキミと一緒にオトナになる』(小学館)の著者・佐藤友美(さとゆみ)さんと、離婚した両親の生と死を軽やかに綴った自伝的エッセイ『父の恋人、母の喉仏 40年前に別れたふたりを見送って』(光文社)を今年上梓した堀香織さん。
長年ライターとして他者の言葉を綴ってきたふたりが、自らの「家族」を題材にしてエッセイに挑戦した真意や、書いた今だから話せることについて、率直に語り合います。
「書くことは自分でも知らなかった自分を知る行為」と語る佐藤さん。「家族はサスペンス」と話す堀さん。家族について書くという行為は、二人にとってどんな経験だったのか。
聞き手は二人をよく知る、ライターの塚田智恵美さん。ここだけの話を聞き出してもらいます。