四大学英語劇大会は80年以上の歴史を持つ伝統ある大会です。ひとつだ(一橋・津田塾)、慶應、立教、早稲田の5大学4団体が参加し、賞獲得を目指して競い合います!
1924年に第1回が開催され、今年で86回目を迎えます。その規模は学生の行う英語劇大会としてアジア最大級と言われています!
本大会は、台本選びに始まり、照明、音響、舞台装置や衣装、そして役者の英語や演技の指導に至るまですべて現役の大学生が行うことが特徴です。各団体がプロダクションとして約半年間、たった1回の公演に向けて劇作りに真剣に取り組み、本番に臨みます。
各プロダクションが目指すのは、Best Performer Prize (最優秀役者賞)・English Prize (最優秀英語賞)・Stage Effect Prize (最優秀舞台効果賞)・Grand Prize (総合優勝)の4つの賞を獲得することです。設けられた制限時間内で舞台装置の搬入から公演、搬出までを行うことが条件です。そのため、舞台上の役者だけでなく、劇に関わる全員が一分一秒に全力を注いでパフォーマンスに取り組んでいます。
80年以上の歴史があるこの大会ですが、毎年開催することは決して容易ではありません。 2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により大会を中止せざるを得ない状況でした。2021、2022年度はコロナ禍ということもあり、感染対策を講じた上での大会の開催となりました。今年度も対策を講じた上での開催となり、厳しい状況は続くと考えられます。
さらに、今年度からこれまで会場として使用していた志木市民会館が改修工事となるため、三郷市文化会館での開催となります。新しい会場でのstartとして、長い歴史の中での節目の大会として、みなさんの記憶に残るような大会を作り上げていきたいと考えています。
長く続く伝統を今後に引き継いでいくこと、日々全身全霊で活動に励む連盟員の成果を発揮する場として、また観客の皆様に感動を届ける場として四大学英語劇大会を成功させ、一同が学生生活を懸けて臨むこの大会を、皆さんの記憶に残る最高の大会にしたいです。
※会場移転に伴い、搬入出方法がトラックからの直接搬入出に変更いたしました。そのため、例年行っておりました場外スペースでの搬入出見学はございません。ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

