はじめてでも安心!ガイド付きクラシック音楽&バレエ公演
《Otomaia》
はじめに
バレエやクラシック音楽は、その格式の高いイメージからか、一歩目のハードルを感じやすいかもしれません。
でも、知識や経験、ドレスコードなんて必要ありません。
「この音、好きかも」「あの動き、すごい!」——
そんな風に、あなたの感性が赴くまま自由に感じてください。
とはいえ、その"感じる"ことが難しい……といった方も多いはず。
そこで、この舞台では私たち出演者がガイドになって、はじめての人にもわかりやすく、美しくも面白いこの世界をご案内します。
作品が作られた背景だったり、演者の想像だったり……
感じるためのヒントを、皆さんと見つけていきましょう。
あなたなりの楽しみ方を見つける、そのきっかけになる時間を、私たちはご用意します。
⚫︎出演
稲垣英里奈 三枝知裕 福井萌 三谷野絵 丸地郁海 小嶋早恵 伊藤紗 中澤桜子 見﨑史菜 渡邉すみれ 小林璃子 塚越映月
⚫︎日程
9月3日(水)18:00開演
9月4日(木)18:00開演
※開場は開演の30分前
⚫︎場所
めぐろパーシモンホール 小ホール
⚫︎チケット
一般 2900円
ペア 5000円
U25 2400円
中学生以下 1500円
⚫︎公式SNS
稽古の様子などをあげています。
是非覗いてみてください!
【Instagram】(@otomaia2025)
https://www.instagram.com/otomaia2025/
【X】(@otomaia2025)
https://x.com/otomaia2025?s=21
プログラム
Act 1:誘い
まずは「バレエって何?クラシック音楽って?」というところから。
よく知らない方にも分かりやすいよう、チャイコフスキーの三大バレエを題材に、演奏と踊りにまつわる解説を交えながらご紹介します。
「白鳥の湖」って結局どんな物語?
あの有名なメロディ、実はバレエ音楽だったんだ!
思ったよりバレエが素朴で、クラシックが身近なことに気付くはず。
そんな発見をしながら、いつの間にかしっかりと親しみを感じられる。そんな時間にご招待します。
プログラム:
- チャイコフスキー《眠れる森の美女》より 花のワルツ/オーロラ姫のヴァリエーション
- チャイコフスキー《白鳥の湖》より 情景/オデットとオディールのヴァリエーション
- チャイコフスキー《くるみ割り人形》より マーチ/金平糖の精のヴァリエーション/花のワルツ
Act 2:想像と日常
芸術って、どう観たらいいの?
正しい見方なんてあるの?
そんな疑問に、出演者が“想像の面白さ”でお答えします。
本幕は、演劇仕立てにした日常のリハーサル風景を通して、出演者の脳内を形に。
題材にしたのは、バレリーナを多く描いた19世紀の画家・ドガの絵。
彼の描いたポーズの背景を、あえて史実ではなく「想像」で読み解いて、音楽とダンスで表現してみました。
皆さんはリハーサルの見学者。
「なんでその動き?なぜその表現??」を観て、聴いて、自由に考えて、感じてください。
感動や違和感を覚えたら、そのまま講評として書き出してみましょう。
それが、あなた自身の“正解”になります。
たとえ出演者と方向性が真逆でも、間違いなんかでは決してない。
関わった人の数だけ、想像や解釈が生まれるから面白いんです。
少しくだらないながらも真剣なリハーサルを通して、皆さんと一緒に、この演劇を一つの作品として作り上げましょう。
プログラム:
- リスト《愛の夢 第3番》
- サン=サーンス《死の舞踏》
- モーツァルト《レ・プティ・リアン》より 第8曲・第13曲
- ハイドン《交響曲第45番「告別」》
Act 3:導き
ここまで観てくれたあなたは、きっと少しずつ、バレエやクラシック音楽と仲良くなれているはず。
最後に、自由に音と舞の世界に浸ってください。
どんな感想も、どんな想像も、すべてが正解。
心の中にしまってもいいし、絵や言葉に残してもいい。
そしてこれからぜひ、様々な公演に足を運んでみてください。
きっと昨日のあなたより、芸術が身近なものになっているはずだから……
なのでより公演を楽しむためにも、少しだけマナーに気を使ってみましょう。
意味が分かればそこまで難しくないはず。
この時間が、あなたの感性の旅の一歩となりますように。
プログラム:
- 芥川也寸志《トリプティーク》
- グリーグ《ホルベルク組曲》
Activity:あなたの舞台鑑賞を形に
観て終わり、じゃもったいない。
この体験をもっと深めるアクティビティもご用意しています。
- パンフレットには、自由に感想や気づきを書き込めるページが。
Q&A形式で、書きやすくなっています。 - お隣の方と感想を見せ合ってみても、新たな発見があるかも?
- 上演中、スケッチOK!音と舞の時間を絵に描いて残すこともできます。
- ロビーには絵画の展示も。休憩中に、鑑賞のヒントが見つかるかもしれません。