「敷居は低くいが、質の高いエンターテイメントを」をモットーに活動している、劇団丸福ボンバーズの第9回仙台公演。人生には、様々なステージがある。生きてる人たちの、生きてる数だけ存在する。それは特別な空間かもしれない。それは大事な場面かもしれない。そしてそれは、深刻な状態のことかも、、、アットホーム&ウィルメイドな作風で定評のある福島三郎の最新作。のっぴきならない状況に追い込まれた人々が、それぞれの「ステージ」に立つため、守るため、クリアするため、自分をさらけだし、一生懸命立ち振る舞う群像劇。その姿は、どこかおかしく見えてきて、、、、それぞれの人生に、また新たに豊かな「ステージ」を生み出していく。7回目の仙台公演、乞うご期待!
舞台はとある総合病院の屋上。共同で使える物干し台や、休息できるベンチなどが置かれている。そこを訪れる人々にはそれぞれの人生があり、その人生と人生が絡み合う。患者の家族が抱える悩みだったり、職員同士の恋愛模様だったり、あるいは、人生を終えた者の未練であったり…。それぞれの「ステージ」がオムニバス形式で描かれていき、やがて一つに絡み合っていく。