南青 × 贊詩 東京ジョイントライブ
2025年12月15日、南青（ナンセイ）と贊詩（サンシ）は、日本・東京でジョイントライブを開催します。
南青にとっては2度目の東京公演となり、贊詩にとっては初の東京公演です。
現代の華語インディーズ・ミュージックを代表する2組のバンドが、新たな共演という形で、東京の音楽ファンに特別な没入体験を届けます。
南青は中原の大地で生まれ、すでに地域の境界を越えて活動している。
彼らは廃墟のような躁動の中で音を鍛え上げ、現実と幻影の狭間、そして目的のない時間の中で存在の意味を探し続けてきた。
絶え間ない進化の末に、自らの舞台領域を切り開いた彼らは、今や華語ロックシーンにおいて最も影響力と求心力を持つバンドの一つとなっている。
南青の音楽は、鋭さの中に思考を孕んだ轟音であり、旋律には心の奥深くに届く温もりが宿る。
音楽祭から都市のステージまで、彼らが登場するたびに放たれるのは、避けることのできないエネルギーの爆発。
最初の一音が響いた瞬間、観客が耳にするのは単なる音ではなく、「南青」という時代の証そのものである。
贊詩は河南省で結成されたバンドで、サイケデリック、エレクトロニカ、フュージョンを基調としている。
作品にはシンセサイザーなどの現代的な要素と、民族楽器の伝統的な響きが融合しており、モダンなバンドサウンドと伝統的な民族音が鮮烈な対比を生み出している。
その独自の音楽性はジャンルの枠に収まらず、唯一無二の存在感を放っている。
2021年末に結成され、2022年2月に1st EP『幸運狗』をリリース。
同年2月中旬にはEP『跳金水』を発表。
同年11月には全百十曲を構想するコンセプトアルバム『神農嘗百草』を打ち出し、現在も継続的に作品を追加している。
