金子みすゞ甦りの立役者と、みすゞを科学者の目でとらえる宇宙物理学者、生誕120年で大いに語る!
「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」「星とたんぽぽ」
童謡詩人金子みすゞの作品は、子どもから大人まで、たくさんの人に知られています。しかし、約40年前までは、ほとんど知られることのない存在でした。
1982年6月20日、矢崎節夫は16年におよぶ金子みすゞを探す旅の末、実弟上山雅輔から、3冊の遺稿手帳を受けとり、1984年『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版しました。みすゞの甦りと広がりはここから始まり、今では世界15の言語に翻訳されるまでになっています。
金子みすゞ生誕120年記念として企画された本トークイベントは、みすゞの甦りの初期から作品に魅了され、科学者の視点から読み解いている宇宙物理学者・佐治晴夫先生による講演、佐治先生とみすゞ甦りの立役者である矢崎節夫先生との対談の二本立てになっています。
映像収録を目的としてごく少人数で開催されたイベントを、配信の形でご覧いただけるよう編集しました。
プログラム:
①宇宙物理学者 佐治晴夫が語る 童謡詩人金子みすゞ(約35分)
②みすゞトークスペシャル
宇宙物理学者 佐治晴夫 × 金子みすゞ記念館館長 矢崎節夫(約55分)