3回目を迎える和秀会!
和泉流に伝わる伝統的な狂言254曲の中から大人も子どももはじめての方も楽しめる2曲をお届けします。
もちろん狂言のお話(解説)付きです!
まず一曲目は「首引」。
勇敢な武将為朝が上方に戻る途中、播磨の印南野を通りかかると、なんと鬼に遭遇。姫鬼に人の食い初めをさせたい鬼は、うで相撲や首引きの力勝負をして為朝を負けさせようとするが…。結末やいかに⁈
そして二曲目は「痺」。
痺は、足のしびれの事。ある家のご主人が召使いの太郎冠者に、宴会のための買い物を命じる。
使いに行きたくない太郎冠者は、足のしびれを理由に仮病をつかうが、その上手をいくご主人とのやりとりの行方は…。
狂言ならではの世界観によって、様々な登場人物が豊かに描かれる喜劇。芸術の秋にお楽しみください♪