9月20日にライツ社より藤原印刷『本が生まれるいちばん側で』が刊行されます。
刊行記念として友廣裕一さん(合同会社シーベジタブル 共同代表)、藤原章次さん(藤原印刷株式会社)、モデレーター藤原隆充さん(藤原印刷株式会社)をお迎えし、トークイベントを開催します。
≪トークイベント開催によせて≫
1年で東京ドーム1000個分以上の天然藻場 (海藻が生えていて海のゆりかごと呼ばれる生態系をはぐくむ場)が減っている海藻業界の中に彗星の如くあらわれたシーベジタブル。海藻ごとの生産方法を自社で研究開発し、全国各地で陸上及び海面での量産を行い、さらには社内外の料理人と食べ方の提案まで行っており、今その名は世界へ広がっています。
一方、30年間、縮小し続ける出版業界においてコンテンツだけでなくプロダクトにも自分らしさを詰め込む新たな自費出版の在り方「クラフトプレス」を掲げる藤原印刷。全国から問い合わせを集める新市場はスタート時から300倍に成長しました。
海藻と出版。まったく違う業界の新たなうねりに共通するのは、ひとりの人間の好奇心でした。自分の心や気持ちを大事にしたいすべての方に聞いてほしい対談です。
最後に、実はこのクラフトプレスの取り組みのはじまりに友廣さんも少し関わっていたそうです。当日お越しいただいた方とぜひ共有できればと思っています。