【オンライン交流会】地歌舞 JIUTAMAI 〜人と天と大地をつなぐ千年の物語〜
アーティストとアバターで交流する!
公開解説つきトークライブをメタバース(仮想空間)で開催。
■ メタバースを使った、人類原初の神話と超時空をめぐる伝統芸能の世界 ■
地歌舞 〜人と天と大地をつなぐ千年の物語〜
上方舞とも呼ばれ畳一畳で世界を作ることのできる伝統芸能「地歌舞」、その音楽「地歌」と、多彩なゲストが織りなす古典名作の数々。ファミ箏*「天穂のサクナヒメ」*と 地歌舞の特別共演も実現しました!!
*ファミ箏:和楽器による編成でゲーム音楽を演奏する日本の音楽グループ
*天穂のサクナヒメ:日本伝統の米つくり体験と鬼退治がミックスした、大ヒット和風ファンタジーゲーム。 古代日本・古事記の神々をモチーフとした世界。
【12月14日演目】
◉奉納「高砂(たかさご)」胡弓×舞
古今集から着想を得た、松の精霊(神)が人の地に舞い降り、御代を祝い舞う様子を描写した名曲。
◉地歌舞「珠取海士(たまとりあま)」 舞×地歌
世界中に広まる竜や異世界との交流譚。ここ日本にも数多く残されている。
時は平安、若く美しい海士が夫と子のため命がけで竜宮へ踏み入るが...。
女の信念が天地を揺るがす壮大な物語。
◉【ファミ箏×舞】『天穂のサクナヒメ』より
「樹(いつき)」「 静(しずか)」「 蕾(つぼみ)」
サクナヒメの楽曲に、日本神話「コノハナノサクヤヒメ」「イワナガヒメ」の物語を重ね、
姉妹神が繁栄と永遠を祈り舞う、ここだけの特別共演。
◉筝曲と舞「六段(ろくだん)の調」
筝曲は基本的に歌を伴うが、六段は歌無しの器楽演奏で「手事物(てごともの)」と言われる。
グレゴリオ聖歌の「クレド」と似ており、海外でも名曲として知られる。
◉尺八独奏「鶴の巣籠り(つるのすごもり)」都山流尺八本曲
尺八の古典曲には自然を描写するものが多い。鶴の親子の情愛と、鳴き声を表した名曲。
◉荻江節演奏「喜撰(きせん)」
六歌仙の一人喜撰法師の歌を元に作られた、洒脱な「荻江節(重要無形文化財)」の世界。
◉胡弓独奏「襲(かさね)」木場大輔作曲
邦楽では珍しい胡弓の独奏(通常は、箏・三絃・尺八との合奏が多い)。
ヴァイオリンと同じ種類の「擦弦楽器」である胡弓の、哀愁と力強さが混在する豊かな表現力。
【オンライン交流会出演者】
●古澤侑峯 (ふるさわ ゆうほう) 地歌舞
地歌舞古澤流宗家二代家元幼少より姫路城に伝えられた御殿舞松本流の舞を修め、現在は初代家元古澤侑(母)の後を継ぎ地歌舞古澤流宗家二代目家元。 伊勢神宮や清水寺を初めとして全国の寺社仏閣の奉納舞や、イタリアのベッキオ宮殿、ポーランドのマルボルク城など海外各国への招聘及び外務省派遣公演多数。2008年には源氏物語54帖を舞にする「源氏舞」を完成させた。グリーンリボン賞、大阪芸術祭賞、京都芸術祭賞受賞。
●神永 大輔 (かみなが だいすけ) 尺八
福島県いわき市出身。大学のサークル活動で尺八に出会い、その後都山流尺八師範となり“耀山”の号を授かる。国内外の演奏会多数。現在は和楽器や詩吟を融合させたロックバンド「和楽器バンド」や、ゲーム音楽の演奏グループ「ファミ箏」のメンバーとしても活躍中。和楽器バンドのアルバム「オトノエ」が第60回「輝く! 日本レコード大賞 アルバム賞」を受賞。近年はさいたまスーパーアリーナ2days公演を成功させるなど、活躍の場を広げている。彩ノ音 箏・尺八教室の運営や、教則本の刊行など、尺八の普及にも力をいれている。
●木場 大輔 (きば だいすけ) 胡弓演奏家、作曲家
淡路島出身。古典胡弓を原一男師に師事。一方で風の盆など日本各地で伝わる胡弓の奏法を研究。低音域を拡張した四絃胡弓の開発、作曲など、胡弓の伝統に新たな光を当てている。NHKワールド「Blends」での演奏が全世界に放送される。吉田兄弟全国ツアーや、胡弓と箏やピアノとのユニット活動の他、胡弓と世界の擦弦楽器による「異文化弦楽団」を主宰など、幅広く活動している。作曲では「組曲 古事記」「シルクロード組曲」など、日本を軸に世界の伝統楽器との作品まで展開している。
ほか
※出演者は都合により、変更となる場合がございます。ご了承ください。
【開催概要】
伝統芸能 上演・配信事業
『時を超えて人と神々の物語を舞う 〜能舞と地歌舞〜』より、地歌舞[JIUTAMAI]
メタバース(仮想空間)によるオンライン交流会
日時 : 2021年12月28日(火) 18:00~20:00
会場 : オンライン会場 MPUF XRCC
チケット料金 : オンライン交流会 2,000円
お申込み方法 : チケット購入から「オンライン交流会&座談会」をお選びください
助成:文化庁「 ARTS for the future! 補助対象事業