2000年、医学書院の編集者である白石正明さんが立ち上げた〈ケアをひらく〉シリーズは、従来の「ケア」の常識や枠組みを超えて、看護や介護、福祉、医学の分野のみならず人文学、そして出版界全体に大きな衝撃を与えてきました。
2024年3月に白石さんは医学書院を退職されましたが、このたび初の単著『ケアと編集』が岩波書店より刊行されます。
人を変えたり治したりするのではなく、人の「弱さ」という傾きをさらに傾かせる──そんな不思議な「編集術」が明かされる本書の魅力を、トラウマ研究の第一人者であり、心の傷とその癒しを広く新しい視野から論じてこられた宮地尚子さんと語り合っていただきます。

