ゼロ年代以降、政治イデオロギー的に相対する双方が互いの姿をちゃんと認識できていなかった可能性とそれによるディスコミュニケーション。
2つの問題を、10年代に右翼雑紙の編集をしていた梶原麻衣子とパンク文化の延長線上にいたロマン優光が重すぎない感じで考えていく。
【出演】
●ロマン優光
1972年高知県生まれ。ソロパンクユニット「プンクボイ」で音楽デビューしたのち、友人であった掟ポルシェとともに、ニューウェイヴバンド「ロマンポルシェ。」を結成。ディレイ担当。WEBサイト「ブッチNEWS」でコラム「ロマン優光のさよなら、くまさん」を隔週連載中。著書に『90年代サブカルの呪い』『SNSは権力に忠実なバカだらけ』『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』『日本人の99.9%はバカ』(いずれもコア新書)、『音楽家残酷物語』(ひよこ書房)。
●梶原 麻衣子
1980年埼玉県生まれ。ライター・編集者。雑誌、ウェブ、書籍など各媒体でインタビューや構成、企画、編集など。IT系企業から出版社に入り、月刊『Hanada』編集部を経て、2019年からフリーに。言論の右も左も越えて行け、の「ミモリモ」が屋号。星海社新書より『「“右翼”雑誌」の舞台裏』刊行。