「日本のゲイ・エロティック・アート展」開催記念スペシャルトークイベントが決定!
ヴァニラ画廊では2019年3月5日(火)~3月17日(日)にて、『日本のゲイ・エロティック・アート』の完結を記念した展示会を開催いたします。
そして、本展をより深く楽しんでいただくためのスペシャルイベントも決定!ゲストにゲイ・エロティック・アートの巨匠であり、『日本のゲイ・エロティック・アート』を編著した田亀源五郎氏と、博物館学、日本美術史、写真史、見世物史など多岐に渡りアートの世界に造詣の深い美術史家の木下直之氏をお迎えし、美術史的な観点からゲイ・エロティック・アートを語り合っていただくトークイベントとなります。
【イベント詳細】
18歳未満入場禁止(年齢が確認できる写真付IDカードを必ずお持ちください。)日程:3月10日(日)17時20分開場/17時30分開演
ゲスト:田亀源五郎(ゲイ・エロティック・アーティスト)/木下直之(美術史家)
ゲストプロフィール
田亀 源五郎(たがめ げんごろう)
マンガ家/ゲイ・エロティック・アーティスト。1964年生まれ。多摩美術大学卒業後、アート・ディレクターをしつつ、1986年よりゲイ雑誌にマンガ、イラストレーション、小説などを発表。
1994年から専業作家となり、ゲイ雑誌『G-men』(ジープロジェクト)の企画・創刊にも協力。同時に、日本の過去のゲイ・エロティック・アートの研究、およびその再評価活動を開始。
また、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツなどのゲイ・メディアでも活動開始。2006年『G−men』企画より離脱。
『弟の夫』(双葉社アクションコミックス、全4巻)で第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第47回日本漫画家協会賞優秀賞、第30回アイズナー賞最優秀アジア作品賞を受賞。
『銀の華』(ポット出版)『嬲り者〔復元完全版〕』(ポット出版プラス)、エッセイ『ゲイ・カルチャーの未来へ』(Pヴァイン)など、その他著作多数。また『The Passion of Gengoroh Tagame』(Picture Box)、『Gunji』(Bruno Gmünder)など海外での著作も多い。
WEB:
http://www.tagame.org/
木下直之(きのしたなおゆき)
1954年浜松市生まれ。東京藝術大学大学院中退。兵庫県立近代美術館学芸員などを経て、現在は東京大学大学院人文社会系研究科教授。静岡県立美術館館長。文化資源学の一環として、見世物から動物園、戦争、股間表現まで、幅広く研究している。『新股間若衆』『戦争という見世物』『銅像時代』『せいきの大問題』『近くても遠い場所』『動物園巡礼』など、著書多数。2015年春、紫綬褒章受章。