デル・レイ(ミュージシャン)
1959年12月22日生まれ(64歳)
ジャンル:ブルース
楽器:ギター、ウクレレ、ヴォーカル
活動年:1985年から現在
レーベル:Kicking Mule, Hobemian
ウェブサイト www.delreyplays.com
デル・レイ(1959年12月22日生まれ)はアメリカのブルース・シンガー、ギタリスト。1900年から1950年までのブルースとジャズを専門とする。20世紀初頭の音楽界における女性の貢献を歴史的、文化的に考察するため、Women in American Musicコンサート/講演シリーズを展開。シンコペーション・スタイルのギターと複雑なフィンガー・ピッキングで知られている。
生い立ち
レイは母アイリーン、父スタンとともに育った。カリフォルニア州サンディエゴに落ち着くまで頻繁に引っ越しをしながらボヘミアンな生活を送っていた。1964年に母がギターを購入したのをきっかけに、レイはギターに興味を持つようになる。父がもっと小さなギターを購入し、レイはトレーラーパークの娯楽室でギター・レッスンに励んだ。そして7歳でタレントショーに出演した。
10代前半のレイは、トム・ウェイツの師匠であるルー・カーティスが経営する「フォーク・アーツ・レアレコード」という地元の音楽ショップに頻繁に通っていた。
カーティスの紹介でサム・チャットモンと出会い、彼とステージで共演した。
他にはボー・カーター、メンフィス・ミニーに多大な影響を受けている。
レイはサンタクルーズの大学に通っていたが、音楽のキャリアを追求するために中退した。
キャリア
1980年までに、レイはボブ・ブロズマンとサンタクルーズで演奏していた。彼のリゾネーター・ギターにかき消されることに嫌気がさした彼女は、38年製のナショナル・スタイルOを購入。
1991年、レイはカリフォルニア州サンタクルーズでスティーブ・ジェームスと出会う。その後カップルとなったふたりは、2001年にポート・タウンゼントのカントリー・ブルース・ワークショップで共演するようになる。
1993年までにレイは自身のレーベル、ホベミアン・レコードを持ち、1995年に『Boogie Mysterioso』、続いて『Hot Sauce』をリリースした。彼女の音楽は、カントリー・ブルース、ストライド・ピアノ、クラシック・ジャズ、ヒルビリー・ブギー、ティン・パン・アレーをブレンドしたものだった。
2003年、デル・レイ:ライヴをリリース: その後、ジェイムズとの15曲入りアルバム『Tonight』をリリースした。
2004年、レイはイエス・イエス・ボーイズと共演。彼女はロン・フィリップスのリゾネーター・ウクレレを演奏したが、これは友人でミュージシャン仲間のサンディ・ハインズに勧められて弾き始めたものだった。
ウクレレの腕前が上達するにつれて、レイはフェスティバルでワークショップやレッスンを行うようになった。レイはウクレレでの経験について、「悲しい曲であれ、ダンス曲であれ、面白いものであれ、洞察に満ちたものであれ、あらゆる種類の経験がそこにある。弦が足りないから弾けない』なんて言い訳をしないで探究するのみ。すべてがそこにある」。
レイはその後、『When the Levee Breaks』(2006年)、『Blue Uke』(2008年)、『Solo Del Rey』(2016年)、『Communique 』(2017年)、『Say Bye! 』(2021年)など、多数のアルバムを制作している。
レイは世界中でツアーを行い、またアコースティック・ギター誌などで音楽についての執筆も行っている。
アメリカ音楽における女性たち
レイは、メンフィス・ミニー、ラヴィー・オースティン、ローズ・マドックス、メアリー・オズボーンといった女性ミュージシャンをフィーチャーした講演シリーズ「Women in American Music」を展開している。このシリーズは、1900年代から1950年代の音楽における女性の貢献を歴史的、文化的に考察するものである。アカデミックなプログラムには、ブルース、スウィング・ジャズ、ヒスパニック、ヒルビリー・ミュージックなどが含まれる。
1997年、スイスのデュベンドルフ・ギター・フェスティバルの依頼を受け、「Women with Guitar」という巡回アート展を開催。この展示には、シスター・ロゼッタ・サープ、メンフィス・ミニー、メイベル・カーター、リディア・メンドーサなど、初期のジャズ、カントリー、ブルースのムーブメントにおいて影響力のある女性パイオニアたちの20世紀初頭の歴史的写真や記録フィルム映像が含まれている。
「女性である私は、女性が何をすべきで、何をすべきでないかという偏見があることを認識しています。私の講演や音楽は、女性に何ができるのか、何を成し遂げてきたのかを示すものです。私たちは歴史の中で、もはや否定しようのない地位を確立しています」。-デル・レイ
Discography
Cafe Society (1985)
Chartreuse (1991)
Boogie Mysterioso (1993)
Hot Sauce (1995)
X-Rey Guitar (2000)
Twins (2002) with Steve James
Snap Shot (2003)
Tonight (2004) with Steve James
Steve James + Del Rey (2004)
When The Levee Breaks (2006)
At the Ukeshack #1 (2007) with Matt Weiner
Blue Uke: At The Ukeshack #2 (2008)
Hen Party (2010) with Suzy Thompson
Four and Six (2012)
Artwalk (2014)
Rocket Red and Ruby Chard (2014) with Adam Franklin
Solo (2017)
Communique (2017) with Suzy Thompson
Say Bye (2021)
「日本の人々の前で演奏することがとても楽しみです。
音楽には文化圏によって異なるリアクションがあると思います。」-デル・レイ