戦時下の有楽町、銀座周辺で女学生たちも駆り出された学徒勤労動員。工場と化した劇場で作られた風船爆弾をテーマに、過去の歴史を現代に地続きの問題として生々しく提示する作家・小林エリカの脚本をもとに、当時実際に女学生たちが歌ったうたを交えながら朗読劇を立ち上げる。TOPPING EASTによるイベント「隅田川怒涛」(Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13)の配信企画の中で紡績工場跡の文花団地にて撮影、スカイツリーから配信され、大きな話題となった「女の子たち 紡ぐと織る」に続き、戦争の「あのころ」をテーマに送る、寺尾紗穂×小林エリカによる第二弾となる音楽朗読劇。
出演:角銅真実、寺尾紗穂、浮、古川麦
脚本:小林エリカ
選曲:寺尾紗穂、小林エリカ
音響:葛西俊彦
照明:佐藤円
舞台監督:柴田果奈子
メイク:青木鎌樹
イラスト:小林エリカ
デザイン:山野英之
助成:アーツカウンシル東京
企画:こほろぎ舎