All Di Best Music presents
Yaadcore "REGGAELAND " Japan Tour in KYOTO
2024/3/1 (FRI)
OPEN 22:00
ENTRANCE:¥4.000
ADV:¥3.500
UNDER 23:¥2.500
(+ 1 Drink ORDER)
—SPECIAL ACT—
・YAADCORE from JAMAICA
—GUEST ACT—
・Mi-I
・BLAKMOFINjap
<FORTUNE D & DJ URUMA>
—SOUND & SELECTOR—
・BASS GREEN
・TAKA WAKE UP
・IRON SHIRTS
・KUNGFU-ONE
・MUFFIN
・que
—FOOD—
・SUNNY PLACE
—SHOP—
・GUYDANCE
at.WEST HARLEM KYOTO
京都府京都市中京区石屋町123-1ウィステリアコート先斗町201
**** YAADCORE プロフィール ****
シーンの流れを変えたセレクターというキャリアから革新的なアーティストへと転向したヤードコアは現在のジャマイカのレゲエシーンの中で最もユニークで魅力的なアーティストの1人である。ProtojeやChronixxに代表されるレゲエ・リバイバル・ムーブメントにおける重要なセレクターとして頭角を現した後、今度はパワフルで影響力の強いアーティストとしてシーンに出現したのだ。
シングル”Ready Now”と”The Calling”のヒットに続き、2022年3月にデビューアルバム『REGGAELAND』をリリース。同アルバムはリリース第1週目にiTunes レゲエアルバムチャートの6位に入り、”Ghetto Youths””Nyquill”はiTunesレゲエシングルチャートにランクインした。
ヤードコアはジャマイカのマンデヴィルで本名Rory Chaとして生まれ育ち、LOVE PEOPLE INTERNATIONALという名のサウンドシステムを持ちセレクターをしていた父親の影響でサウンドシステムをプレイするというアートを教わった。
初めはダンスホール音楽に魅了されながらも、後にレゲエ・リバイバルとして世に認識される事となったムーブメントの原型に彼は自分の天職を見出した。レゲエ・リバイバルとは繋がりが強い仲間達、若手の歌い手達とDeejays、ミュージシャン達が同志として寄り集まり、ポジティブでカルチュラルなヴァイブスの昔ながらのルーツレゲエに近代的なアプローチを加えて音楽を制作。そしてそれをムーブメントとしてブランド化したものである。
ジャマイカのラジオ局Bess FMのラジオDJとして、ヤードコアはその同志達の楽曲を初めてラジオで放送したりとレゲエ・リバイバルのシーンの発展に大事な役目を果たした。2015年にアメリカ発信の世界のファッション雑誌”Vogue”がキングストンに来てそのシーンを「Jamaica’s New Reggae Movement」というドキュメンタリーとして取材した際にも彼は重要な役割を果たした1人として取り上げられた。
ヤードコアが創設者でキングストンで毎週のイベントとしてキープしていた”Dubwise Jamaica”は2013年にWhite Bonesという会場で第1回目が開催され、ヤードコアはProtojeと共にステージに上がった。その後もProtojeのツアーDJとなり、この新しいムーブメントのヴァイブスを世界中の国々でシェアし続けた。同イベントは2015年に海外進出をしアメリカのマイアミでも毎週開催され、他にもマルタ、エチオピア、ケニヤ、トリニダード・トバゴといった12ヵ国以上で不定期開催され、まさしく初めての世界規模でのレゲエパーティーとして名を馳せた。
2018年にヤードコアは初のオリジナル楽曲をリリースした。Delicious Vinyl Island(LAで1987年から続く伝説のレーベル”Delicious Vinyl”によるカリブ海音楽に特化した新しいレーベル) とヤードコア本人のレーベル12 Yaadとの共同出資で、Kabaka PyramidとShanique Marieをフューチャリングした”No Fenke Fenke”である。この曲のリリースの直後にヤードコアはターンテーブルの前へと一歩を踏み出しマイクを取る事を決め、ヴォーカリストとして初めて自身の楽曲を録音し始めたのだ。
今は自身の芸術性と自らの音楽を制作する事に全力を注ぎ、Jah 9との”Police in Helicopter”、Richie Spiceとの”Nyquill- Spliff A Light Spliff”といった著名で好評価を得たコラボレーション曲と共に翼を広げ、本人のソロ曲である“Ghetto Youths”のオフィシャルビデオは200万回再生数を超え、”Ready Now”は100万回再生数を超えている。
ヤードコアのこれまでの集大成とも言える初アルバム『REGGAELAND』にはそれ以上の何かが詰まっていて、アルバムタイトルはヤードコアのルーツを示すレゲエであるが、その内容はレゲエのジャンルに留まらない音楽性を楽しめるものになっている。
レゲエ音楽における流行発信者でありスペシャリストという地位を既に確立したヤードコアはヴォーカリストとなった今、まさにその重要な「ヴォイス」となりつつある。