選定基準は、
＊原則として建築後50年を経過していること
＊東京の景観づくりにおいて重要なものであること
＊できるだけ建築当時の状態で保存されていること
＊外観が容易に確認できること
そこで、105件の建造物を23コース（予定）に分けて、ご紹介します。
▼▼▼ 『東京都選定歴史的建造物をめぐる』 ▼▼▼
【開催日】10月13日（月･祝）
【時間】9：45～12：15（予定） ※集合9：45
【コース】早稲田大学・林芙美子邸コース
【集合】東京メトロ東西線「早稲田駅」
＊中野方面改札前・2番出口階段下
＊中野方面行きの電車に乗って、一番前の車両に乗ると便利です。
＊西船橋方面行きの電車に乗って来られる方は、一番後ろの車両に乗ると、改札を出て階段を下って、中野方面ホームに向かってください。
【解散】西武新宿線中井駅 または高田馬場駅
【参加費】１名 3,800円 ※税込み
＊林芙美子記念館入館料（150円）が含まれます
【募集人数】15名 ＊定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済（VISA・MASTER・JCB）
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行（ただし荒天の場合中止）※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド１名が同行します。
【主催】大江戸歴史散策研究会
◆ 第10回『東京都選定歴史的建造物をめぐる』早稲田大学・林芙美子邸コース ◆
（4）【早稲田奉仕園スコットホール】
設計：ヴォーリズ建築事務所、今井兼次、内藤多仲 大正10年（1921年）竣工
H.B.ベニンホフによって創立した早稲田奉仕園の事業に強く賛同した 、 J.E.スコット夫人から寄せられた多額の献金により、スコットホールと名付けられました。
ベニンホフと親交のあったヴォーリズ建築事務所の設計原案に基づき建設されました。
（3）【早稲田大学2号館（會津八一記念博物館）・旧図書館】
設計：今井兼次、桐山均一、内藤多仲 大正14年（1925年）竣工
1923（大正12）年に起きた関東大震災の2年後、「早稲田大学図書館」として建設されました。強度に優れた鉄筋コンクリート造りの設計者には、耐震構造の父と呼ばれる内藤多仲や今井兼次、桐山均一が名を連ねました。「収容人数500名を誇る大閲覧室は大正末期の図書館としては有数のもので「東洋一」と称えられました。1階ホールは暗緑褐色の格天井、白亜の漆喰の円柱などの空間構成が印象的だ。ホールから2階への大階段の途中には、横山大観、下村観山による日本画の大作「明暗」（限定公開）が飾られています。
（104）【早稲田大学1号館】
設計：早稲田大学営繕課（桐山均一） 昭和10年（1935年）竣工
早稲田大学法学部校舎として昭和10年に建てられました。入口には、明治期に正門となっていた門柱を加工した一対の御影石円柱があり、大学の歴史を伝えています。 早稲田キャンパスの正門付近に位置しており、大隈記念講堂とあわせて、歴史的景観を特徴付けています。
（45）【林芙美子記念館】
設計：山口文象 昭和16年（1941年）竣工
『放浪記』『浮雲』などの代表作で知られる作家・林芙美子が、昭和16年（1941）8月から昭和26年（1951）6月28日にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。林芙美子は新居の建設のため、建築について勉強をし、設計者や大工を連れて京都の民家を見学に行ったり、材木を見に行くなど、思い入れは格別でした。山口文象設計によるこの家は、数寄屋造りのこまやかさが感じられる京風の特色と、芙美子らしい民家風のおおらかさをあわせもち、落ち着きのある住まいになっています。
◇【大隈講堂】＊国重要文化財
設計：佐藤功一、佐藤武夫 構造設計者：内藤多仲 昭和2年（1927年）竣工
1922年、早稲田大学の創立者である大隈重信が逝去し記念講堂の建設が行われることになりました。翌年、関東大震災が起こり、計画はしばらく中断。1925年になって寄付金も集まり、計画が動き出しました。御下賜金5,000圓、大学理事の松平頼寿から50,000圓、渋沢栄一から15,000圓など、多くの関係者から寄付金を受け、高田早苗総長からゴシック様式で演劇にも使える講堂をという要望を受け、建築学科の佐藤功一、内藤多仲（構造学）、佐藤武夫（音響工学の先駆者）らが設計。戸田組（現・戸田建設）の施工により1926年2月に着工、1927年10月20日に竣工しました。
◇【坪内博士記念演劇博物館】
設計：今井兼次 昭和3年（1928年）開館
雑誌『早稲田文学』の成立に貢献した英文学者坪内逍遥の古稀と、坪内が19年間の歳月をかけた『シェークスピヤ全集』全40巻の翻訳事業の完成を記念して、早稲田大学早稲田キャンパス内に設立されました。錦絵4万8000枚、舞台写真40万枚、図書27万冊、チラシ・プログラムなどの演劇上演資料8万点、衣装・人形・書簡・原稿などの博物資料15万9000点、その他に貴重書や視聴覚資料など、約100万点におよぶ演劇に関連する膨大なコレクションを有しています。
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大江戸歴史散策研究会 歴史ガイド：瓜生（ウリウ）
【電話】050-3626-6622 【mail】uryu1023@gmail.com
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