選定基準は、
*原則として建築後50年を経過していること
*東京の景観づくりにおいて重要なものであること
*できるだけ建築当時の状態で保存されていること
*外観が容易に確認できること
そこで、99件の建造物を23コースに分けて、ご紹介します。
▼▼▼ 『東京都選定歴史的建造物をめぐる』 ▼▼▼
【開催日】9月15日(月・祝)
【時間】9:45~12:00(予定) ※集合9:45
【コース】代官山・広尾コース
【集合】東急東横線「代官山駅」中央改札口改札前
【解散】田町駅・三田駅周辺
【参加費】1名 4,200円 ※税込み
*旧朝倉家住宅入館料(500円)が含まれます
【募集人数】15名 *定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行(ただし荒天の場合中止)※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド1名が同行します。
【主催】大江戸歴史散策研究会
◆ 第9回『東京都選定歴史的建造物をめぐる』代官山・広尾コース ◆
(88)【ヒルサイドテラスA・B棟】
設計:槇文彦 昭和44年(1969年)竣工
前身の米店の創業から155年になる朝倉不動産(東京都渋谷区)は、建築家の槇文彦とともに、集合住宅や店舗、オフィスからなる低層建築群「ヒルサイドテラス」をつくりました。高層化がもたらすもうけよりも、住民やそこで働く人々らの調和による「代官山らしさ」という価値を育んできました。旧山手通り沿いにあるヒルサイドテラス12棟は、1969年のA棟、B棟から98年のウエストまで30年かけて完成。
(27)【西町インターナショナルスクール 松方ハウス】
設計:W・M・ヴォーリズ 大正10年(1921年)竣工
西町インターナショナルスクールの創立者・松方種子の両親、松方正熊・美代夫妻が建てた私邸。 設計は関西を中心に多くの学校や教会を手がけたアメリカ人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズです。戦中、松方ハウスはスウ ェーデン大使館、ルーマニア大使館として使用されました。戦後もベネズエラ大使館として使用され、松方家に返還されたのは 昭和40年(1965年)でした。
(51)【日本基督教団安藤記念教会会堂】
設計:吉武長一 大正6年(1917年)竣工
礼拝堂は、関東大震災を乗り越えその姿を留めています。大谷石による総石造りの教会建築で、通りに面したアーチ型のステンドグラスは巨匠・小川三知の製作です。教会創設者の安藤太郎氏は、ハワイの総領事として活躍。帰国後私財を投入して教会を建設しました。
(79)【普連土学園中学校舎】
設計:大江宏 昭和43年(1968年)竣工
モダニズムと日本の伝統様式を融合することなく「混在併存」させた建築意匠で知られる大江宏の代表作。1887年(明治20年)、アメリカ合衆国に留学中だった内村鑑三と新渡戸稲造の助言で、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアのキリスト友会の婦人伝道会が、女子教育を目的として創設されました。
◇【旧朝倉家住宅】*国登録有形文化財
旧朝倉家住宅は、渋谷区猿楽町、台地が目黒川の谷に落ち込む南西斜面に、東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎によって、1919年(大正8年)に建てられました。主屋では、意匠を凝らした欄間や襖、板戸の絵画などを見ることができます。
◇【有栖川宮記念公園】
有栖川宮記念公園は、園内は起伏に富み、東側の高台から西南側の低地に向けて大きく傾斜した地形となっています。御用地は有栖川家が断絶すると、1913年(大正2年)、同家の祭祀を引き継いだ高松宮に継承され、高松宮御用地となりました。高松宮は1934年(昭和9年)、御用地を公園地として東京市に下賜。東京市は、有栖川宮記念公園と命名し、同年開園・開放されました。
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大江戸歴史散策研究会 歴史ガイド:瓜生(ウリウ)
【電話】050-3626-6622 【mail】uryu1023@gmail.com
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