今回の行燈制作は、大江戸歴史散策研究会のオリジナルです。ご自分で漉いた和紙に落水で模様を作り、行燈を制作する工程をどなたでも簡単にできるように、工夫いたしましたので、安心してご参加ください。
▼▼▼ 【大江戸歴史会員限定】紙漉き&落水紙体験と行燈制作 ▼▼▼
【開催日】8月10日(土)
【時間】10:15~13:30(予定) ※集合10:15
【コース】小津和紙紙漉き&落水紙体験と行燈制作コース(館内移動のみ)
【集合】東京メトロ銀座線「三越前駅」神田駅方面改札口
【解散】三越前駅周辺
【参加費】1名 8,400円 ※税込み
*紙漉き&落水紙体験
*オリジナル行燈制作キット一式(完成時:高さ15cm・直径7.5cm)
*3色のLEDが変化します(行燈は1個です)
【昼食】Fruits Bistro SABLIER(フルーツビストロサブリエ)
フルーツコースランチAコース(ワンドリンク付き)
【募集人数】4名 *定員になり次第締切ます
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行
・本企画にはガイド1名が同行します。
【主催】大江戸歴史散策研究会
「紙漉き&落水紙体験と行燈制作」
【小津和紙】
小津和紙の歴史は、小津清左衛門長弘から始まっています。
承応二年(1653年)8月9日、長弘29歳のとき、江戸大伝馬町一丁目に店を構えました。屋号を小津屋とし、家印は「△に久」(うろこきゅう)としました。小津屋と名乗ったのは、同じ伊勢松坂の出身で平素から親しくしていた小津三重郎の「小津屋というのは店が繁盛する、めでたい名だ。」という熱心なすすめによるものです。 長弘はこのときから小津屋清左衛門、あるいは小津清左衛門を名乗ることとしました。創業以来370年、創業の地で、和紙店舗、小津史料館、小津ギャラリー、小津文化教室の4部門で構成。 和紙店舗は版画・日本画・油絵・書道・押花・インクジェット・インテリア・その他工芸向けの和紙類から和小物類まで取り揃えている和紙専門店です。
【紙漉き体験】
2014年11月、本美濃紙、石州半紙、細川紙の手漉き和紙づくりの伝統技術がユネスコ無形文化遺産に登録され、1400年を超える日本の手漉き和紙の伝統技術が世界から高く評価されました。「小津和紙」は、承応二年(1653年)、江戸大伝馬町一丁目に紙問屋「小津清左衛門店」創業し、それから370年、創業の地において、手漉き和紙を中心とした紙を扱う会社として継続しています。小津和紙の370年に渡る伝統の地で、紙漉きの体験をしていただけます。
【小津資料館】
承応二年(1653年)小津清左衛門長弘が伊勢松坂より出府し、江戸大伝馬町(現在本社社屋の地)に紙商を開業して以来、時代とともに私たちの生活をより豊かに発展させてきた紙と小津の歴史の関わりを展示公開しているのが「小津史料館」です。現在までに東京都中央区民有形文化財として登録を受けた古文書約千点の史料を順次展示公開しています。近世(江戸)、近代(明治・大正・昭和初期) の古文書類を所蔵しています。江戸店の経営に関する文書をはじめ松阪本店との往復書簡や明治期の商店経営から会社経営への推移を示す文書などがあります。日本橋地区に生き続けた商業、会社経営を知る貴重な資料です。小津商店江戸店営業関係用具類は、算盤入れ1点、算盤5点、御門鑑札2点、焼印2点、御用金請取証文入箱1点、御鑑札・株入木箱1点、千両箱1点、印鑑箱1点、印鑑入れ1点の9品目15点です。いずれも、江戸時代末期頃から昭和初期頃までの間に、小津商店の江戸店で使用されていた用具類で、当時の伊勢商人の江戸店の商いの様子を現在に伝える貴重なものです。
【歴史ガイド】瓜生(ウリウ)
【電話】090-2566-1948
【mail】uryu1023@gmail.com