令和四年の七福神めぐりは、元祖山手七福神です。山手七福神は、江戸から目黒不動・瀧泉寺への参詣道沿いに祀られた七福神を巡拝するもので、江戸で最初の七福神霊場とされています。新宿山ノ手七福神との混同を避けるため「元祖山手七福神」と呼ばれることが多いですが、各寺院の表示や参詣の栞などでは「江戸最初・山手七福神」としています。
▼▼▼ 【会員限定】『令和四年新春!元祖山手七福神めぐり』▼▼▼
【開催日】2022年1月4日(火)
【時間】9:00~14:00(予定) ※集合9:00
【コース】元祖山手七福神めぐり
【集合】南北線・都営三田線 白金高輪駅 改札内
*改札は一つです
【解散】14:00ごろ、目黒雅叙園前
【参加費】1名 9,800円 ※税込み・小人同額
【募集人数】15名 *定員になり次第締切ます
【御朱印色紙】元祖山手七福神の御朱印色紙を独自に作成したものを差し上げます
*御朱印は全て書き置きになります。
【昼食】目黒雅叙園 中国料理『旬遊記』旬香ランチコース
個室利用・12掛け円テーブルに8人
【参加費支払】クレジットカードでの事前決済(VISA・MASTER・JCB)
【諸注意】
・本企画は現地集合、現地解散となり、交通費は各自負担となります
・解散時間は若干遅れる場合がございます
・雨天決行(ただし荒天の場合中止)※中止の場合、参加費は返金されます。
・本企画にはガイド1名が同行します。
・お子様のご参加は少学生以上とさせて頂きます。
【主催】大江戸歴史散策研究会
◆ 令和四年新春!元祖山手七福神めぐり2022 ◆
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白金高輪駅(集合)~覚林寺(毘沙門天)〜瑞聖寺(布袋尊)~妙円寺・白金妙見(福禄寿・寿老人)~大円寺(大黒天)~蟠龍寺・岩屋弁天(弁財天)~瀧泉寺・目黒不動(恵比寿神)~目黒雅叙園前(解散)12:00ごろ
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(1)【覚林寺(毘沙門天)】
→覚林寺は、寛永8年(1631)日延上人が、誕生寺を退出した後に覚林寺を開き、清正公の像を祀りました。以来、「白金の清正公さま」と親しまれ、開運・勝運の神として信仰を集めています。安政3年(1856)再建の山門、慶応元年(1865)再建の清正公堂は、区内でも貴重な江戸末期の木造建築です。
(2)【瑞聖寺(布袋尊)】
→瑞聖寺は、寛文10年(1670)江戸で最初に開創された黄檗宗の寺院です。江戸時代には十万石の格式を誇り、広壮な伽藍に数々の仏堂や塔頭を擁していました。宝暦7年(1757)再建の大雄宝殿は江戸時代の数少ない本格的仏堂建築として国の重要文化財に指定されています。
(3)【妙円寺・白金妙見(福禄寿・寿老人)】
→妙円寺は、足利尊氏開運の念持仏である妙見大菩薩の像を奉安し、「白金の妙見さま」として親しまれています。福禄寿尊・寿老人尊は妙見堂に祀られています。
(4)【大円寺(大黒天)】
→大円寺は、目黒行人坂の途中にあります。御本尊は生身釈迦如来(国の重要文化財)で、釈迦堂に祀られています。正面本堂には開運大黒天を祀っています。境内の五百羅漢石像は、行人坂の大火の犠牲者の供養のために作られたと伝えられています。
(5)【蟠龍寺・岩屋弁天(弁財天)】
→山手七福神の弁財天は、本堂脇の岩窟内に八臂弁財天の石像が祀られています。岩窟内の弁財天は岩屋(窟)弁天の名で知られています。境内の「おしろい地蔵」は、美人になれる御利益があると女性の人気を集めています。
(6)【瀧泉寺・目黒不動(恵比寿神)】
→目黒不動尊として名高い瀧泉寺は、慈覚大師円仁の開創による関東最古の不動霊場です。貞観2年(860)清和天皇より「泰叡」の勅学を賜り、泰叡山と号するようになりました。江戸時代には徳川家光が深く帰依し、五十三棟に及ぶ大伽藍を造営しました。以来、江戸の裏鬼門鎮護として歴代将軍がたびたび参詣し、広く庶民の信仰も集めました。山手七福神の恵比寿神は、境内の三福堂に祀られています。
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大江戸歴史散策研究会
歴史ガイド:瓜生(ウリウ)
【電話】050-3626-6622
【mail】uryu1023@gmail.com
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