BONA MUSICAE MEMBRAが送るクリスマス!
クリスマスの曲、と聞いてみなさまはどんな曲を思い浮かべられるでしょうか。私は12月になると子供の頃から馴染みのあるクリスマスキャロルが頭の中に流れ始めます。好きなクラシック、好きな讃美歌、好きなジャズ、どれもクリスマスの曲は格別魅力が詰まっているように感じます。
第五回目の定期公演では降誕節の為に書かれた曲をお届けいたします。今回取り上げるブクステフーデの作品はどの曲も長くなく、作風も違い、それでいて各々不思議な雰囲気を放っています。BONA MUSICAE MEMBRAでは初めて取り上げるグラウプナーのカンタータやガイストのコラールも、コンパクトながら星が瞬くような静寂と煌めきを纏っており、私たちの心をより浮きたたせてくれます。
この一年世界中で様々なことが起こり、みなさまにも嬉しい事楽しい事だけでなく悲しく辛い出来事もあったことでしょう。一年の終わりに少しでも温かな灯を心に灯して頂けますよう、年の瀬の一時をご一緒出来ますよう、みなさまのお越しをメンバー一同心よりお待ちしております。
主宰・望月万里亜