マヤ ― 天の心、地の心 ―
2022年4月23日(土)1日2回上映
上映時間 ①10:00~11:39
②14:00~15:39
会場 コアやまくにシアター
料金
一般、500円(当日700円)
2作品鑑賞チケット
一般:1,000円
18歳以下無料
マヤ暦5125年の周期の終止符に
- 古代マヤから私たちへのメッセージとは?
この映画は、単なるマヤ暦、マヤ文明に関するスピリチュアルな作品ではなく、古代マヤの美しい世界観を表現しながら、現代マヤ人が直面している問題を浮き彫りにして、その上で、現代を生きる我々全体に対しての警笛を発している渾身の作品です。
「マヤ暦の終わりは世界終末か、新しい世界のはじまりか。 グローバリゼーションは悪か善か。 人間は地球にとって死神か、救世主か。 それを決めるのはぼくらだ。 多くの命を犠牲にして発達させてきたこのテクノロジーを、マヤ族たちの思想をもって、地球のために活用すること。 それが唯一の償いだと、ぼくは信じる。 一遍の詩を詠むように、この作品を感じて欲しい。」
古代マヤ暦の偉大なカレンダーは2012年12月21日に終焉。この壮大な物語はどのようにして終わりを迎えるのだろうか。海は荒れ狂うのだろうか。最後の木が切り落とされた時、天が落ちてくるのだろうか。
古代マヤと私たちの文化や宗教観とは異なる。しかし、私たちが今直面している問題にマヤ暦の終わりが、不思議にもタイミングが同期しているのはなぜだろうか。事実、すべての生命を宿している地球は、恐ろしい速度で破壊されつつある。この現実を前に、私たちは無関心であり続けている。マヤ暦の終焉は盛んに「人類の滅亡」と関連付けられ、様々な情報が溢れているが、このような憶測よりも説得力のある事実がある。現代のマヤ人900万人が暮らすメキシコのチアパス州とグアテマラは、グローバリゼーションによって翻弄されているのだ。遺伝子組み換え作物、グローバリゼーション、鉱山開発などにより、地球が破壊され、マヤ人たちの文化や生活環境が崩壊に瀕している。現代マヤ人に起きていることは、私たち自身が抱える問題の縮図ではないだろうか。