ブラジル山々やアマゾンの深い森などの美しい風景を躍動感のある音で描くシンガー・ソングライターのハファエル・ジメネスが待望の初来日を果たします。昨年bar buenos airesレーベルからリリースされた国内盤デビュー・アルバムの瑞々しさは、ブラジル音楽の枠を越え、若く新しい“波”を感じさせました。今回は息の合う4人のメンバーでギター、フルート、バンドネオン、パーカッションの編成でハファエルの音の世界を表現します。SUKIYAKI MEETS THE WORLDの初来日に合わせて大阪公演を主催します。
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Raphael Gimenes<ギタリスト/シンガー・ソングライター>
1987年ブラジルのペルナンブーコ州レシフェ生まれ。母親は教会音楽の学位を持ち、つねにピアノを弾き歌い、父親もまたギターを弾き、彼の家ではいつも音楽があふれていた。10歳の頃にパンデイロを手にしリズムに目覚め、13歳の頃はニルヴァーナにあこがれギターを手にし、16歳の時に家族と移り住んだアメリカのフロリダで彼はクラシック音楽に目覚め、特にフランツ・リストに興味を持ちピアノを習い作曲も始める。18歳のときに交換留学生としてデンマークに滞在したときに後期ビートルズの音楽に出会い、その後プログレッシブ・ロックやさまざまな南米音楽などを聴き音楽にのめり込む。
こうして作り上げられた音楽には、豊かなブラジルのリズムをベースにし、アマゾンから北東部、そしてミナス・ジェライスからウルグアイやアルゼンチン、キューバなど肥沃な中南米の音楽を織り交ぜながら、驚くほど豊潤で洗練されたハファエル・ジメネス固有の音の世界をつくり上げている。現在南米各地を旅し、特にアルゼンチンの音楽に関心を向ける。