Omri Mor(piano)
Avri Borochov(bass)
Karim Ziad(drums)
5/19(日)
OPEN/START:19:00/20:00
ADV/DOOR:¥4500+1D/¥5000+1D
Omri Mor オムリ・モール:piano
1983年にイスラエル生まれ。7歳でキーボードをはじめ、11歳から聴き弾きを中心としたレッスンを開始。ベ
ンヤミン・オレンからクラシックを、アーニー・ローレンスからジャズを学ぶ。モロッコ生まれのシンガーでマル
チインストゥルメンタルのニノ・ビトンの活動に参加、アラビアアンダルシアとアルジェリアのチャビスタイルの
影響を受ける。またアヴィシャイ・コーエン(b)のツアーメンバーとして幅広くツアーする傍ら、イスラエルの主
要なアラビアアンダルシアのオーケストラのソリストとして、またクラシック交響楽団のクラシックピアニストと
しても活躍。一方、ジューイッシュ・ジャズの急先鋒であるダニエル・ザミールとのデュオ・ユニットでもツアー
し、マルチな活躍ぶりをみせる。過去数年間の彼の音楽コラボレーションは、アルジェリア生まれのピアニスト、
モーリス・エル・メディオニ、モロッコのグナワの巨匠ハミド・エル・カスリ、アブデルケビル・マーチャン、そ
して近年はマフムード・ギニアとの共演、イスラエルのロックアーティストともコラボレーションしている。デ
ビューアルバム「It’s about time! 」のソウルフルな作風は、多様な音楽の影響を感じさせるとともに、超絶的なピ
アノ技術を示している。
Avri Borochov アヴリ・ボロコフ:bass
1981年テルアビブ生まれ。アヴリ・ボロコフが驚くほど多才なベース奏者であることは、昨今のジャズ&ワー
ルドミュージック業界おいて誰もが認めるところ。もともとはクラッシック音楽を学び、イスラエルフィルのベー
ス奏者エリ・マゲンに師事。また同時にインド伝統音楽やアフロ・ブラジリアンの民族音楽も吸収。ジャズはレ
ジー・ワークマン、ジュニア・マンス、ペーター・バーンスタイン、そしてアーロン・ゴールドバーグに手ほどき
を受けた。2008年ニューヨークのニュースクール大学ジャズ科を卒業。
その後、数々の世界的ミュージシャンと共演している。イスラエル人のアーティストでは、ECMレーベルのア
ナット・フォートや、ユダヤ色の強いフリージャズ系のダニエル・ザミール、近年イスラエルで大変注目されてい
るワールド系ジャズのイエメン・ブルースにも楽曲を提供。自身もエスノ・ジャズバンドEnsemble Yammaの音
楽監督として欧米に定期的にツアーしている。
このほど、リズムセクションのベース奏者として、イスラエルフィルとの活動が決まった。
Karim Ziad カリム・ジアッド:drums
1966年にアルジェで生まれ。ジャズと伝統音楽の境界を超越する音楽性が魅力のドラマー、歌手、作曲家、編
曲家。10~20代の頃はSweet JazzやKhinjar(初のオリエンタル・ハードロックバンド)で活動。1989年にフォン
トネ・スー・ボワ音楽院、エマニュエル・ブルソー音楽学校、ガイ・ルフェーヴルの学校などで学ぶためパリに転
居。マグレブ系のミュージック・シーン(Cheb Mami、オルケストル・ナショナル・ドゥ・バルベス、Khaledな
ど)の人気ドラマーとなるが、ほどなくアルゼンチンの著名な作曲家サフィ・ブテラとのもとで変拍子に目覚め
Sexun、Ultramarine、Bojan Z、Joe Zawinulらとの共演し新境地を開く。また元ウェザーリポートのメンバーだったジョー・サヴィヌルの開始したプロジェクト「サヴィヌル・シンジケート」のメンバーとして、ドラムスだけでなくリズムセクションマスターとして活躍。Vince Mendoza、Metropole Orchestra、WDR Symphony Orchestraとのワールドツアーするなど、ジャズの自由さと、自らがリスペクトする伝統的なポピュラー音楽を融合させる可能性を追求し続けている。また10年以上モロッコのグナワ・フェスティバル(エッサウィラ)をプロデュースしている。