オレンジゴスペルは「合唱のように子育てもみんなで」できる社会づくりを啓発する音楽活動です!
子ども虐待防止オレンジリボン運動の認知度は、近年、大きく高まってきました。しかしながら「虐待を見たら通報しましょう」というメッセージだけでは、問題解決には至りません。ですから、オレンジゴスペルでは、15年にわたり、子育てしやすい環境づくりを、音楽を通して呼び掛けてきました。
確かに、虐待を見かけたら通報することは、大変重要なことです。子ども虐待防止オレンジリボン運動の認知度が高まり、通報件数は上がり、命が救われる子どもたちも増えています。しかし、国連などは、それだけでは不十分であると言っています。
「虐待を止めよう」「虐待を通報しよう」というだけでは、子ども虐待は無くなりません。虐待が起こる原因を皆で知り、社会の中で一人一人に何ができるかを考える必要があります。
なぜ、ゴスペル音楽なのか?
いくら世の中が便利になっても、時代が変わっても、人間は「愛」がなければ、心が渇いてしまいます。子ども虐待防止のために、さまざまな仕組みが多くの人の手を借りて整えられています。しかし、いくらシステムが整っても、そこに「愛」がなければ機能せず、根本的な解決にもなりません。また、虐待された子どもたちを虐待者から引き離すだけで、この問題を終わらせてはなりません。
「愛」とは何なのか、「愛のある社会」とはどういうものなのか。ゴスペル音楽とそこに込められたメッセージから、多くの人たちが「本当の愛」を知り、その愛は人々の魂に宿ります。
ゴスペル音楽は「愛」を伝える音楽!
「愛こそが、子ども虐待問題の解決に必ずや役立つ!」と私たちは信じているのです。子育て従事者(保護者)に寄り添う社会、また事情により施設に保護された子どもたちを家庭や地域社会全体で養育していける環境を共に作っていけるように啓発しています。
日本のお節介文化を復活させよう!
オレンジゴスペルによる啓発活動から、様々な良い影響が起きています。熱海では「Smile 熱海」が誕生し、子ども達に食事を提供したり、大人と子どもが一緒になって学ぶ場所が提供されています。
また、名古屋では「おせっかいなポッケ」が誕生し、子育て中の親子がおしゃべりしたり、合唱したりできる場所を提供しています。
DV加害者・被害者の心理的要因や結果に関する認知も広がっています。オレンジゴスペルに参加したことにより、虐待のトラウマから救われた人、家庭内暴力から逃れることができた人、子育てに関心を持つようになった人、親子関係を修復できた人、自殺願望から救われた人など、参加者からの声は毎年多く寄せられています。
共催は、オレンジリボン運動の事務局である認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク。他にも、今の日本社会に必要な「節度ある介入」を推進する考えに賛同する各開催地の地方自治体、教育委員会、NPO法人や市民団体、企業など多数の団体が協力しています。
音楽と学びと社会貢献が一つに!
このオレンジゴスペルの発起人であり、ニューヨークで牧師、ゴスペル音楽プロデューサー(グラミー賞会員)、エッセイストとして活躍中の打木希瑶子先生も来日します。打木先生は、58歳でニューヨークのアライアンス大学(旧ナイアック・カレッジ)で心理学士を取得。また、今年6月にはバージニア州のリバティ大学にてマスター(キリスト教弁証学修士号)を取得され、来年は博士論文を書くためリバティー大学で研究を続けるそうです。現在は、109年の歴史を持つニューヨークのベッセル・ゴスペル・アッセンブリー教会で牧師としての任命を受け、日本語でのオンライン教会「Japanese Gospel Assembly」の主任牧師として活動しておられます。
今年は15周年ということで、打木先生の講演「合唱のように子育てもみんなで」もイベント内で行われます。
ダニー・イーソン氏の再来日!
昨年12年ぶりに来日されたゴスペル音楽アーティストのダニー・イーソン氏が再来日します。ダニーさんの楽曲「Don't Give Up」は、オレンジゴスペルの応援歌として、毎年各会場で歌われています。今回も、この楽曲も会場で皆さんと歌えるように、ダニーさん御本人が直接指導します。ダニーさんは、僅か数名のクワイアを1年で100名以上のクワイアにしてしまったコミュニティクワイアのレジェンド。御本人と一緒に会場全体で歌える大チャンスです!ダニーさんのコメントは、こちら!
また、今回出演のVOV(Voice of Vision)は、名古屋を中心に活動するゴスペルクワイア。VOVは、日本に多く存在するゴスペル教室とは違い、「歴史」「音楽」「キリスト教精神」の三つを柱にする本物のゴスペル合唱団です。
また、特別ゲストとしてシンガー・ソング・ライターの木下航志さん(吉本クリエイティブ所属)も、友情出演してくださいます。木下さんは、未熟児網膜症により生後1か月で失明。2004年NHK総合「響け僕の歌 木下航志14歳の旅立ち」が放送され反響を呼び、同年アトランタパラリンピックのNHK公式テーマソングに抜擢される。2005年にも愛知万博に出演している。木下さんは、2000年に、このオレンジゴスペルの応援歌「Don't Give Up」をダニー・イーソンさんと録音しています。なんと、今回は13年ぶりのダニーさんとの共演となります!
他にも、当日サプライズで参加されるミュージシャンがいるかもしれません。これはお楽しみといたしましょう!
一流の音楽を大人も子どもも楽しみ、ニューヨークの打木先生の貴重な講演も聞くことができて、社会貢献もできる!こんな素晴らしい機会は、オレンジゴスペルだけ!どうぞ、この素晴らしい機会をお見逃しなく!皆さんの参加は、子どもたちの未来を変えていきます!奮ってご参加ください!
また、参加ができなくても、オレンジゴスペルを支援したいという方は、オレンジゴスペルの寄付ページへ。寄付は500円から可能です。また年間サポーター(1万円~/年)、月間サポーター(1000円~/月x12か月)のお名前は、オレンジゴスペル公式サイトやSNSで公開されます。寄付は、オレンジゴスペル継続のための運営費に全額充てられます!
プログラム予定:
コンサート(出演:VOV、おせっかいなポッケ、木下航志)
講演「合唱のように子育てもみんなで」(講演者:打木希瑶子)
ダニーさんによる伝説の合唱レクチャー
全員で合唱
オレンジゴスペルグッズ販売&ダニーさんサイン会
注)サプライズゲストがあった場合、進行が前後したり内容に若干変更が出たりする可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
主催:ゴスペル・ミュージック・ワークショップ・中部(GMWC)
共催:VOV、おせっかいなポッケ、認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク、オレンジゴスペル実行委員会
オレンジゴスペルの趣旨に賛同するサポーターや寄付者も随時募集中です!詳しくは、こちら
オレンジゴスペルの活動をPRし、応援する「Don't Give Upクワイヤー」のメンバーも全国で随時募集中です。また、開催にご興味ある地域も、毎年募集しています。お問い合わせは、オレンジゴスペルの公式サイト(こちら)から。