「鬼の右腕」が、9年の時を経て2022年3月に復活した。
当時カルトバンドと称された「鬼の右腕」は、2010年に結成され、2013年に初のアルバムをリリースしROOKIE A GO-GOに出演を果たしたものの、同年瞬く間に解散に至った。
つい先程、復活の様子を捉えたライブ映像が公開されると同時に、「魔倶曲 -MAGMA-」と銘打った自主企画ライブの開催を発表し、本格始動を表明する。
知る人も知らない人も、この形容し難いナニカを目撃してみてはいかがだろうか。
【共演者プロフィール】
“YPY”
日野浩志郎によるソロプロジェクト。国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベル「Birdfriend」、コンテンポラリー/電子音楽をリリースするレーベル「NAKID」主宰。「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、他にも自身の舞台作品としてクラシック楽器や電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「VirginalVariations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲・演出の他、カジワラトシオと東野祥子によって設立されたANTIBODIES collectiveでの活動などを行っている。2021年には佐渡島の太鼓芸能集団鼓童と滞在制作を行い書き下ろした90分に及ぶ楽曲群を捉えた映画「戦慄せしめよ/Shiver」(監督:豊田利晃)が公開。これまでEM records、Workshop、WhereToNow?、Nous、Acido、BLACK SMOKER RECORDSなどからリリースしている。
”筒井響子”
名古屋市出身。2006年に開催された内橋和久の即興演奏WSに影響を受ける。2007年、ブラジルや即興や神楽の感覚で「NARCO」というユニットを始め、ブラジルのMoreno Veloso、アルゼンチンのFlorencia Ruiz、Tomi Lebreroなどとも共演。2015年より、ドイツの音楽家・デザイナーであるハンス・ライヒェル(Hans Reichel)発明の新楽器、ダクソフォンに取り組む。2018年頃からソロでの演奏を始める。2021年、岡田利規 作・演出、内橋和久 音楽監督『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』(全29公演)に現代能における囃子方として参加。「オカザえもんと楽器をつくろう」講師も務める。 ダクソフォンによるソロアルバム「ey!」リリース。