◆あらすじ
1665年12月15日 モリエール率いる劇団は、かねてから目をかけていた若手劇作家ジャン・バティスト・ラシーヌの悲劇作品である、『アレキサンダー大王』の5回目のステージの上演を終えていた。4回目の公演までは大好評で大入りをしていたにも関わらず、この日は不入りであり不思議に思っていた一同に、ライバル劇団であるブルゴーニュ座が18日から同じ作品を上演するという衝撃的な情報が入る。 ラシーヌは、喜劇は得意だが悲劇が苦手なモリエール劇団の演技に納得出来ず、悲劇が得意なブルゴーニュ座に作品を持ち込んでいたのだ。上演最中にライバル劇団に持ち込み、経営に打撃を与えるなど、信義に悖るし契約違反。 それどころかラシーヌは、モリエール劇団で唯一気に入った看板女優マルキーズ・デュパルクの引き抜きまで画策していた。育てた恩を仇で返したラシーヌに落とし前をつけさせるために呼び出すモリエール。2人の長い夜がはじまる。 時事ネタ劇団として現代を風刺して来た笑の内閣が、風刺そのものを風刺するため古典に進出。 挑戦するは、風刺喜劇の大先輩モリエール。W杯も優勝し、2018年はフランスの年だ!
◆モリエールとは?
17世紀中期に活躍したフランスを代表する劇作家。 若い頃パリで劇団を旗揚げしたが悲劇作品で結果が出ず地方をどさ回りする間、おかしな人や風習を徹底的に揶揄した 風刺喜劇で名を上げる。時の王ルイ14世に気に入られ政界にも強い影響力をもったが、敵対者とは激しく応酬しあったり、役者相手に『降板したら全財産没収』という契約書を結んだり、女癖が悪かったり、芝居前の前座も自分でしたり、 劇団員もみな妙にキャラだちしてるがあまり上手くない奴も多い。
笑の内閣・高間響からすると他人とは思えないプロフィールをしている。
◆日程
2018年
10月31日(水)19:30
11月01日(木)14:00/19:30
11月02日(金)14:00/19:30
11月03日(土)13:00/17:30
11月04日(日)11:00/15:30
※受付開始は「開演の45分前」、開場は「開演の30分前」とさせていただきます。
※開場時のご入場順は、事前決済(銀行振込・クレジット決済・コンビニ決済)のお客様を優先させていただきます。
◆会場
京都芸術センター・フリースペース( http://www.kac.or.jp/)
◆チケット
当日 一般3,500円/25歳以下3,000円
予約割 一般3,300円/25歳以下2,800円
先得決済14 一般2,500円/25歳以下2,000円
<先得決済 販売締切> 京都公演:10月17日(水) 東京公演:11月7日(水)
高校生以下 一律 500円
〇先得決済14について
公演初日の14日前の23:59まで販売いたします。
<販売締切> 京都公演:10月17日(水)
※コンビニ決済の場合は、「10月16日(火)」迄となりますのでご注意ください。
※購入手数料・振込手数料はお客様のご負担となります。
◆キャスト
髭だるマン
アパ太郎
熊谷みずほ
しらとりまな(てまり)
上原日呂(月曜劇団)
土肥希理子
由良真介
BANRI(Sword Works)
岡本昇也
山下ダニエル弘之
亮介(株式会社イリアモデルエージェンシー)
澤田誠
◆スタッフ
舞台美術:竹内良亮/舞台美術助手:岩崎靖史/小道具:小原藍(睡眠時間)/舞台監督 稲荷(十中連合)
制作:合同会社Sword Works/宣伝美術・スチール:脇田友/映像撮影:竹崎博人(Flat Box)
サポートスタッフ:諸江翔太朗(ARCHIVES PAY) 義村夏樹(劇団抜きにくい釘)
助成:平成30年度文化庁便化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)(京都公演)
芸術文化振興基金助成事業(東京公演)
後援:アンティチュ・フランセ関西(京都公演)、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場(東京公演)