ピアニスト吉村直美が音楽で辿る旅路のテーマに沿って厳選された名曲をお届けするシリーズ『音楽と旅』。第8回目を迎える福岡公演2024年04月10日では、クラシック音楽発祥の地でもあるドイツで三大Bと呼ばれる巨匠、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスより重厚なプログラムをお届けしてまいります。スタインウェイD型ピアノで、繊細さから迫力にあふれる『音楽と旅』の音色をお楽しみください。
PROGRAM
J.S バッハ:G線上のアリア
J.S バッハ:トッカータホ短調 BWV914
ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調 作品110
F. グルダ:アリア
ブラームス:二つのラプソディ作品79
J.S バッハ(ブゾーニー編曲):シャコンヌBWV1004
吉村直美 / ピアノ
福岡県出身。中村学園女子高等学校を卒業後、ドイツ・ロストック国立音楽大学を経て、ドイツ・ハンブルク国立音楽大学を最優秀の成績で卒業。同大学在学中、ロータリークラブ、ブクステフーデ、シュターデの3団体により全額奨学生に選ばれる。指揮者スタニスラフ・ガヴォンスキーのもとポーランド・国立クラクフ交響楽団と共演後、BBCドイツ放送局を始め、北ドイツ国営放送局、ドイツ・ヴェレ・ラジオ放送局等のテレビ・ラジオ放送による演奏出演をする。ソロ並びに室内楽奏者としても、これまでに、ドイツ、フランス、ベルギー、チェコ、スウェーデン、アメリカにて活動。
”Grand Prize Virtuoso” 国際コンクール第1位受賞(ドイツ)、“Golden Classical Music Awards” International Competition 国際コンクール第1位(アメリカ)、Global Genius Music Competition 国際コンクール金賞(イギリス)、第5回九州ピアノコンクール(現:PIARAピアノコンクール)第1位日本ピアノグレード認定協会大賞、等受賞。
駐日ドイツ大使公邸ピアノコンサート(駐日ドイツ連邦共和国大使館主催)、ドイツ・ハンブルク文化庁日独国際交流主催コンサート出演等、各地行政機関が企画する国際交流にも貢献する。
2008年、ドイツのレコード会社アーティスト・エディション・レーベルより、ピアノソロCDを初リリース。2017年、Concert Portレーベルより、セカンド・ソロアルバム「夜の夢 静寂と情熱」をリリース、2023年、SMSレーベルより、ピアノ・ソロアルバム「SIGN〜兆し」をリリース。2020年12月にスタートした『音楽と旅』シリーズでの出演では、様々な音楽の旅路を展開中。
2023年、カーネギーホール(アメリカ)、ベートーヴェンハウス(ドイツ)での演奏に招かれ出演。
ハンブルグ・ヨハネス・ブラームス音楽院客員教授。国際ブラームス協会会員。スタインウェイ・アーティスト。オフィシャルサイト・https://naomi-yoshimura.jimdo.com/