vol.1 ~歌曲集とデュエット~
フランスとドイツ、地理的には隣でも、まったく違った魅力を持つ素敵な2国。そこで生まれた歌曲にもそれぞれの趣があります。
今回の演奏会では、フランスからフォーレとプーランクの歌曲集、ドイツからシューマンの歌曲集を取り上げ、曲についてのお話を交えながら進めて参ります。
フランスとドイツの二重唱も、2国の音の響きの違いを感じていただけるかと思います。
ソプラノ 鈴木たたえ
バス・バリトン 千葉 祐也
~プログラム~
歌曲集 ”リーダークライス 作品24”
✿フランシス・プーランク
歌曲集 ”くじびき”
✿ガブリエル・フォーレ
✿フランス、ドイツの二重唱
~出演者紹介~
鈴木たたえ (ソプラノ)
岩手大学教育学部音楽科卒業。水沢小学校教諭を五年間勤めた後、ロータリー財団親善奨学生としてパリ・エコール・ノルマル音楽院に留学。在仏中はパリ・レオポルドベランコンクール1位、パリU.F.A.M国際声楽コンクール2位、コンサート、教会ミサなどのソリストを務めた。帰国後は盛岡を拠点に、フランス歌曲、日本歌曲を中心としたコンサート、学校、老人ホームなどへの訪問演奏、小・中・高等学校合唱のヴォイストレーナー、フランス語発音指導などを行いながら、後進の指導にも力を入れている。国際声楽コンクール東京岩手予選審査員。2016~2018年岩手芸術祭「合唱祭」講師。盛岡市河南公民館講座「季節の歌と合唱をみんなで♪」講師。声楽を佐々木正利、村田健司、大島洋子、カミーユ・モラーヌ、エディト・セリグの各氏に師事。
千葉祐也(バス・バリトン)
岩手県立不来方高等学校普通科芸術学系音楽コース(声楽専攻)卒業。国立音楽大学声楽学科卒業。国立音楽大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻歌曲コース(ドイツ歌曲)修了。新宿区民オペラ「フィガロの結婚」フィガロ役でオペラデビュー。国立音楽大学大学院オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」ドン・アルフォンソ役、「魔笛」パパゲーノ役、サイトウ・キネン・フェスティバル「サイトウ・キネン室内楽勉強会」出演。2011年渡独、モーツァルト「レクイエム」や各ミサのバスソロ、バッハ「マタイ受難曲」バスソロなど各地で出演。2020年日本へ帰国。これまでに平野紅子、村松玲子、佐藤峰子、小川哲生、小泉惠子、Michael Gehrke 、Andreas Schmidt の各氏に師事。現在、岩手県立一関第一高等学校附属中学校常勤講師、岩手県立不来方高等学校講師。
鈴木 恵 (ピアノ)
国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。瀬川慶子、野呂愛子、大石潤の各氏に師事。岩手芸術祭にて、奨励賞、優秀賞を受賞。盛岡市制百周年記念演奏会出演。東京にてピアノ協奏曲の夕べに出演。盛岡にて二台のピアノによるジョイントリサイタル開催。アルテ・ノイエ弦楽四重奏団とシューマンのピアノ五重奏曲を演奏。アグネス=ギーベル・佐々木正利ジョイントリサイタル、米谷毅彦独唱会、都筑佳子ソプラノリサイタル、鈴木たたえ・中野和子ジョイントコンサート、佐藤恵津子・丸岡千奈美ジョイントコンサートに於いてピアノ伴奏を務める。岩手県ピアノ音楽協会会員、グルッペ・ベッヒライン会員、岩手大学教育学部音楽科非常勤講師。声楽、器楽、合唱のアンサンブルピアニストとして数々の演奏会やコンクールに出演。