今回で4回目のFLUX roomはNPO Telescopeにご協力いただき、昨年12月に『John Cage me morial』をリリースした広瀬豊さんをお迎えしトーク&リスニングイベントを開催します。広瀬豊さんの音源はもちろん、Brian Eno の『Ambient 1: Music For Airports』(1978) 以前に存在したアンビエント的作品の紹介として、初期の 12音~印象派~John Cage、Karlheinz Stockhausen、 Minimal Music、Obscure、ECM等の音源を掛けながら、1960年代から80年代、そして現代までを広瀬さんの視点で語っていただきます。
● 広瀬 豊
1961年生まれ、山梨県甲府市出身。1986年にミサワホーム総合研究所サウンドデザイン室が企画した「サウンドスケープ」シリーズから、アルバム『Nova』をリリース。同年に、芦川聡が設立した株式会社サウンド・プロセス・デザインに参画し、文化施設や商業施設などで流れるサウンドデザインの制作を手掛ける。2019年にスイスのレーベル<We Release Whatever The Fuck We Want>から未発表音源を加えて『Nova』がリイシュー。2022年5月に <Arcangelo>より36年ぶりとなるセカンドアルバム『Nostalghia』をリリース。7月に<We Release Whatever The Fuck We Want>からサードアルバム『Trace: Sound Design Works 1986 - 1989』をリリース。2024年12月にArt into lifeより清里現代美術館サウンドアーカイブシリーズとして「John Cage memorial」をリリース。