「なぜ中学や高校で差別や排除を教えないのだろう?」
という著者の素朴な疑問をきっかけに、2017年に刊行された
『学校では教えてくれない差別と排除の話』。
5刷を記録するロングセラーの本書が、この度リニューアルしてかえってきました。
外国人労働者、ヘイトスピーチ、そして沖縄。
現代日本の差別と排除の問題について、豊富な現場での取材を元に語り、解決への道を示します。
発売前から話題となっている本書の刊行記念イベントを、大阪でも開催決定!
ゲストには、作家のアルテイシアさんをお迎えします。
果たしてどんな展開になるのか?……ご期待ください。
『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』
安田浩一(やすだ・こういち)
1964 年、静岡県生まれ。「週刊宝石」(光文社)記者などを経てフリーライター に。外国人労働者問題などをテーマに取材活動を続け、「ネトウヨ」 とされる在特会を取材した『ネットと愛国』(講談社) で 2012 年の講談社ノンフィクション賞を受賞。2015 年、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(「G2」vol.17) で第 46 回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞。2024 年、『地震と虐殺 1923-2024』(中央公論新社)で第78回毎日出版文化賞特別賞受賞。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版) など多数。
アルテイシア
フェミニズムを明快に軽快に語り下ろす作家。
主な著書に、『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった 』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『59番目のプロポーズ』『だったら、あなたもフェミニストじゃない?』ほか多数。