第48回 北海道情緒障害教育研究会 オホーツク北見大会
オホーツク子どもの発達サポート教育研究会 第20回研究大会
【 大会テーマ 】
「ともに育つ」子ども達の学びの多様性
~発達が気になる子の学びを支えるために~
【 期 日 】 令和4年(2022年) 8月2日(火)~3日(水)
【開催方法】 WEB+会場によるハイブリッド開催
ZOOMによるオンラインLIVE配信対面会場:北見芸術文化ホール大練習室
【主催】 北海道情緒障害教育研究会
オホーツク子どもの発達サポート教育研究会
【後援】 北海道教育委員会・北見市教育委員会・網走地方教育研修センター・
北海道小学校長会・北海道中学校長会・北海道高等学校長協会・
北海道特別支援学校長会・北海道国立幼稚園・こども園長会・
北海道特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会・
公益財団法人北海道私立幼稚園協会・北海道特別支援学級教育研究連盟・
北海道言語障害児教育研究協議会・北海道特別支援教育研究協議会・
一般社団法人北海道手をつなぐ育成会
【 日程 】
9:00 9:30 10:00 12:00 13:00 15:00 15:15 17:15
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受
付 |
開 会 式 |
基調講演 上野一彦氏 2時間 |
休憩 昼食 |
研修講座1 涌井恵氏 2時間 |
休憩 |
研修講座2 井坂幸恵氏 2時間 |
【2日目】〈8月3日(水)〉
9:00 9:30 11:30 12:30 14:30 14:45 16:45 17:00
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受
付 |
研修講座3 平林ルミ氏 2時間 |
休憩 昼食 |
研修講座4 小林玄氏 2時間 |
休憩 |
記念講演 田中康雄氏 2時間 |
閉 会 式 |
【 内容 】
【基調講演】 〈1日目 8月2日(火)10:00~12:00〉
○講師 東京学芸大学名誉教授 上野 一彦 氏
○演題 『今後の特別支援教育の課題と展望』
○内容
「21世紀になってわが国の特別支援教育は大きな進展をみせてきた。特に通常学級
にいて支援を必要とする児童生徒への対策としての「通級による指導」は、言語障
害、情緒障害についで発達障害をも対象とし、大きな広がりをみせつつある。一方
で、こうした支援教育も曲がり角にさしかかってきているともいわれる。ここで今
後の支援教育の課題について、障害をどのように理解していけばよいのか、支援は
どのように展開していけばよいのか等、本音で語り合ってみたいと思う。」
○講師略歴
1943年生れ,東京都出身。東京大学大学院修了後,東京大学助手,東京学芸大学講師、助教
授、1990年より教授、2009年退職。東京学芸大学名誉教授。特別支援教育士SV。
早くからLD教育の必要性を主張。その支援教育を実践するとともに啓発活動を行い、1990年
全国LD親の会,1992年日本LD 学会設立に携わる。
ITPA(心理学習能力診断検査),各種ウェクスラー検査(WISC-Ⅲ,Ⅳ,WAIS-Ⅳ),LDI-R(LD
判断のための調査票)、PVT-R(絵画語彙検査)などの尺度開発。LD-SKAIP(Screening Kit of
Academic Intervention Program for Learning Differences)の開発
文部科学省「学習障害児の指導方法に関する調査研究」「21世紀の特殊教育の在り方に関する
調査研究」「特別支援教育の在り方に関する調査研究」「通常の学級に在籍する発達障害の可
能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査研究」等の協力者会議委員、
文科省初中局視学委員、東京都「心身障害教育改善検討委員会」委員長等を務める。退職後、
東京学芸大学特任教授、大学入試センター特任教授などを務める。1994年日本LD学会設
立、2009年同法人化に伴い一般社団法人日本LD学会理事長。2014年退任。現在、社会福祉法
人NHK厚生文化事業団理事、公益財団法人明治安田こころの健康財団理事、公益財団法人博報
児童教育振興会理事、公益財団法人日本英語検定協会評議員、一般財団法人日本心理研修セン
ター常務理事等。
著書:
・教室のなかの学習障害(有斐閣)・LDとADHD(講談社)・LDとディスレクシア(講談社)・LD
教授の贈り物(講談社)・LDを活かして生きる-LD教授のチャレンジ-(ぶどう社)・はじめに読む
LD(学習障害)の本(ナツメ社)・図解 よくわかるLD(ナツメ社)
・図解 よくわかる大人のアスペルガー症候群(ナツメ社)
・ケース別 発達障害のある子へのサポート実例集 幼稚園・保育園編(ナツメ社)
・ケース別発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編(ナツメ社)
・ケース別 発達障害のある子へのサポート実例集 中学校編(ナツメ社)
・イラスト版 LDのともだちを理解する本(合同出版)・発達が気になる子の心に届く叱り
方・ほめ方(学陽書房)・LDの友だちーなぜよみかきがにがてなのー(合同出版)
など多数
【記念講演】 〈2日目 8月3日(水)14:45~16:45
○講師 こころとそだちのクリニックむすびめ院長 田中 康雄 氏
○演題 『子どもの精神医学にとっての「学び」を考える』
○内容
「発達障害」情報は周知されるようになったとは思いますが,「教育」現場の実践
はどのような情況なのでしょう。医学が教育現場と連携することは,子どもを医学
モデルから理解するのではなく,その子理解に医学的情報を活用し,よりよい教育
実践を行うことを期待しているのですが,最近外来で耳にすることに,教師から薬
の処方を指示されました,本人に障害説明をするように言われました,児童相談所
に行かれてはどうでしょうか,ということが少なくありません。今一度,教育につ
いて,児童精神科外来からの所見を話したいと思います。」
○講師略歴
医療法人社団 倭会 こころとそだちのクリニック むすびめ 院長。北海道大学名誉
教授。児童精神科医。臨床心理士。1958年栃木県生まれ。獨協医科大学医学部卒業。旭川医科大学精
神科神経科医員を経て道内の病院精神科勤務、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所児童・
思春期精神保健研究部 児童期精神保健研究室室長、北海道大学大学院教育学研究院教授を経て現職。
主著『「発達障害」だけで子どもを見ないで—その子の「不可解」を理解する』
(SB新書、2019)、『ADHDとともに生きる人たちへ—医療からみた「生きづら
さ」と支援』(金子書房、2019)、『支援から共生への道2』(慶應義塾大学出
版会、2016)、『生活障害として診る発達障害臨床』(中山書店、2016)など多
数。(2021年12月現在)
【研修講座】
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講座名 |
講師 |
日時 |
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1 |
通常学級でともに育てる自ら学び考える力 『協働的な学びと「学び方を学ぶ」授業』 |
白百合女子大学 准教授 涌井 恵氏 |
2日(火) 13:00~15:00 |
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〈講座の内容〉個別最適な学びと協働的な学びの一体化が実現できる学習方法です。「学び方を学ぶ」授業を通して自分自身で学び方を選んだり、工夫したり、自分に合った学び方への支援を要求したりできることを目指します。そして、多様な仲間がいることを理解して、仲間と課題解決することを通して、学力だけでなくコミュニケーション力やソーシャルスキルを高める協働的な学習の技法を学びます。興部中学校の取組も紹介します。 |
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〈講師略歴〉応用行動分析学の立場から発達障害や知的障害のある子どもを対象にソーシャルスキルや集団指導に関する臨床的な研究を行ってきた。近年は、発達障害のある子どもも含め、どの子も共に育ち、伸びるユニバーサルデザインな授業を目指し、「スイミーとふろしき忍者・先生プロジェクト」に取り組んでいる。この研究プロジェクトでは、マルチ知能を活用した「学び方を学ぶ」授業と協同学習を組み合わせた授業の開発研究をおこなっている。 |
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2 |
コグトレワークショップ 『コグトレの理論と実践』 |
和泉市立国府小学校教員 COG―TR学会理事 井阪 幸恵氏 |
2日(火) 15:15~17:15 |
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〈講座の内容〉コグトレは、認知トレーニングの略称で社会面・学習面・身体面の3方面から子どもを支援するための包括的プログラムです。 認知機能を高めることで、学習のつまずきや対人スキルの乏しさを解決することをねらいとしています。 この講座では、前半にコグトレの構成やねらいを講義形式で学習します。後半は、参加者のみなさんと一緒に体を動かしながらコグトレの効果を体感していただきます。 |
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〈講師略歴〉和泉市立国府小学校教員。日本COG-TR学会理事、特別支援教育士スーパーバイザー。著書に『社会面のコグトレ 認知ソーシャルトレーニング2 対人マナートレーニング/段階式問題解決トレーニング編』(三輪書店)『対人マナーを身につけるためのワークブック――学校では教えてくれない 困っている子どもを支える認知ソーシャルトレーニング (自分でできるコグトレ5)』(明石書店)などがある。 |
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3 |
学校でのICTを使った支援 『タブレットがあると楽しい』 ー読み書きが苦手な子どもの学びを支えるICT活用ー |
代表社員 平林 ルミ氏 |
3日(水) 9:30~11:30 |
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〈講座の内容〉 ギガスクール構想により一人一台端末を利用できる環境と変化した今の学校において、読み書きが苦手な子どもたちの学び方が、ICT機器を活用することによってどのようにデザインできるのかを、2016年の教室の様子と2021年の教室の様子を比べながら学びます。 |
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〈講師略歴〉日本学術振興会特別研究員PD(東京学芸大学),東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野特任助教を経て、現在東京大学バリアフリー教育開発研究センター教育学研究員、及び、学びプラネット合同会社代表として、学習に困難のある人へのテクノロジーを用いた学習補償・環境調整,読み書き評価の開発等を行っている。 主な著書・共著・編著:河野俊寛・平林ルミ・中邑賢龍(2013).URAWSS:小学生の読み書きの理解.東京:こころリソースブック出版会、近藤武夫編著(2016):学校でのICT利用による読み書き支援−合理的配慮のための具体的な実践.金子書房、花熊曉 川住隆一 苅田知則 編著(2020):特別支援教育概論.建帛社、等多数 |
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4 |
学びのスタイルに応じた支援 『認知処理のタイプに応じた支援を考える』 |
東京学芸大学 学生支援センター 障がい学生支援室 講師 小林 玄氏 |
3日(水) 12:30~14:30 |
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〈講座の内容〉困難さを持つ子どもを目の前にした時に、この子どもは○○はできる、△△はできない、というように「できる、できない」で考えがちです。しかし、同じ課題であっても、課題解決に至る方法に着目し、子どもが苦手とする方法ではなく、子どもが得意とする方法を用いれば「できない」とされていたことが「できる」に変わるかもしれません。本講座では、2つの認知処理様式(継次処理、同時処理)について学び、子どもが得意とする方法を生かした指導と具体例を解説します。明日からの授業づくりのヒントにしていただければと思います。 |
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〈講師略歴〉東京学芸大学講師(学生支援センター障がい学生支援室 教職大学院学校教育課題サブプログラム) 公認心理士・特別支援教育士SV・学校心理士SV 主な著書・編集書;「長所活用型指導で子どもが変わるPart5(KABC-Ⅱを活用した社会生活の支援)」・ 「全国の特色ある30校の実践事例集「通級による指導」編」・「日本版KABC-Ⅱによる解釈の進め方と実践事例集」・ 「日本版WISC-Ⅳによる発達障害のアセスメント」など。 |
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【対面会場】北見芸術文化ホール 大練習室
〈北見市泉町1丁目3-22〉℡0157-31-0909
※新型コロナウイルスを考慮し、一般の定員を40名とさせていただきます。
【開催方法について】
○当日対面会場で行われている講演・講座をオンラインで配信します。
○講師の先生は田中康雄先生を除いた5名の先生が会場で講演をする予定です。
【 参加費 】
○大会参加費 全日参加:3,000円
○北海道情緒障害教育研究会会員 全日参加:1,000円
○オホーツク子どもの発達サポート教育研究会会員 全日参加1,000円
○研究集録:1.000円 〈PDF化したものをWEBからダウンロードする形になります。〉
(道情研会員、オホーツク発達サポート研会員の方はお申込不要です。)
【申し込みについて】
○参加申し込みは当サイトを使って、参加費の入金と合わせて申し込んでください。
(電話FAXでは受け付けておりません)
○参加費は事前の入金のみになっており、当日会場では受け付けておりません。
○入金にあたって、クレジット支払いでは手数料がかかりませんが、コンビニ支払い
では別途手数料がかかります。
【 締め切り 】 令和4年(2022年)7月27日(水)必着
【オンライン参加について】
○インターネットビデオ会議システムZOOMを使用します
○ZOOMはウエビナー形式で配信します。
○当日までにオンライン参加について、ミーティングID等と合わせてメールにて連絡します。
○大会要綱及び講演の資料についても当日までにメールで連絡(配信)いたします。
(Googleドライブでダウンロードする形になりますので、各自で印刷などをしてください。)
○視聴にあたっては通信環境が影響しますので、各自で整備をお願いします。
○当日視聴に不具合があった時のために、後日YouTubeを使ったアーカイブ配信をする予定です。
◎1つの申し込みで複数人でのご視聴はご遠慮ください。
【対面会場での参加について】
○新型コロナウイルスの感染対策のため、一般の参加定員を40名とさせていただきます。
○対面会場にいらっしゃる場合は、配信されたQRコードを印刷するか、スマホに表示
して受付をしてください。
○対面参加にあたっては、体調不良の場合参加をご遠慮ください。
○対面参加にあたってはマスクを着用し、受付で検温と消毒をお願いします。
○昼食は各自でご用意ください。
〇対面参加の方にもオンライン参加ができるように案内致します。
(体調不良など事情により参加できない場合はオンライン等でご参加ください)
(定員に限りがありますので、対面参加をする前提でお申し込みください)
〇大会要綱及び資料については事前にPDFを配信しますので、各自で印刷をして当日
会場にお持ちください。
○昼食は大練習室及び、ホワイエ、会場外の公園などでとることができます。感染予
防に気を配りながら昼食をおとりください。
【アーカイブ配信について】
○アーカイブ配信は全日参加に申し込まれた方全てにご案内いたします。
○配信の開始日は大会終了後1週間程度を予定しています。
○配信は1ヶ月程度の期限を設けます。
○配信についてはメールで連絡いたします。
【新型コロナ対応】
○新型コロナウイルスの感染状況によっては、延期もしくは中止の場合があります。
(メールで連絡致します。)
○蔓延防止等重点措置及び緊急事態宣言の発出の場合は、オンラインのみの開催にな
ります。
【 備 考 】
○ホテルは各自でご予約ください。北見市内に各種ホテルがあります。
○参加費については、大会が中止にならない限り、いかなる場合も返金はいたしかねます。
○懇親会(レセプション)は予定しておりません。
○研究集録の発行は年末から来年にかけてになりますのでご了承ください。
○対面会場の定員については、感染状況により人数の増減があるかもしれません。
【 大会事務局・問い合わせ 】
湧別町立湧別小学校 教諭 井理 聡昭(いり としあき)
E-mail: hassapoken2012@gmail.com (できるだけメールでのお問合せをお願いします)
【 その他 】
北海道情緒障害教育研究会のホームページはこちらです。