【出演】田辺青蛙、吉田悠軌
学校の怪談についてを「全国小学生おばけ手帖」シリーズの原案・田辺青蛙と「よみがえる学校の怪談」著書の吉田悠軌さんの二人が語り合う会です。
恐怖が生まれ増殖する場所は、いつも「学校」だった――。
繰り返しながら進化する「学校の怪談」をめぐる論考集。
90年代にシリーズの刊行が始まり、一躍ベストセラーとなった『学校の怪談』。
コミカライズやアニメ化、映画化を経て、無数の学校の怪談が社会へと広がっていった。
ブームから30年、その血脈は日本のホラーシーンにどのように受け継がれているのか。
学校は、子どもたちは、今どのように語りの場を形成しているのか。
教育学、民俗学、漫画、文芸……あらゆる視点から「学校の怪談」を再照射する一冊。
■プロフィール
田辺青蛙(たなべ せいあ)
NPO法人「伝承伝説文化交流会」所属。
『生き屏風』で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。著書に「大阪怪談」シリーズ、『関西怪談』『紀州怪談』『北海道怪談』のご当地怪談のほか、
『致死量の友だち』『魂追い』『皐月鬼』など小説作品、共著に『メトロ怪談』『全国小学生おばけ手帖 とぼけた幽霊編』『北の怪談』『予言怪談』「京都怪談」シリーズなど。
吉田悠軌(よしだ ゆうき)
「とうもろこしの会」会長。
著書に「恐怖実話」シリーズのほか『中央線怪談』『新宿怪談』『怪事件奇聞録』『一生忘れない怖い話の語り方 すぐ話せる「実話怪談」入門』
『現代怪談考』『ジャパン・ホラーの現在地』『教養としての最恐怪談 古事記からTikTokまで』、「怖いうわさ ぼくらの都市伝説」「オカルト探偵ヨシダの実話怪談」シリーズなど。
共著に「煙鳥怪奇録」シリーズ、『会津怪談』『実話怪談 牛首村』『実話怪談 犬鳴村』など。
月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動。