1990年代から長期的な紛争が続くコンゴ東部では、戦闘による住民の被害や国内避難民の増加、貧困の悪化が親のいない子ども(孤児)を増加させています。社会全体に極度の貧困が広がっているなかでは孤児が親戚などに引き取られて家庭養護を受けることは難しく、養護施設でくらしたり、支援を受けられずにストリートチルドレンになったりする子どももいます。特に近年の紛争の悪化によって親を失った子どもたちはどのような現実の中で生きているのでしょうか。今回のオンラインサロンでは、2024年6月に南キブ州のブカブを訪問し、1か月にわたる調査で91名の孤児と保護者の声を集めた田川志織氏をゲストに招き、ブカブにおける孤児の実情をお話しいただきます。


