何者かになっていたはずの私たちへ
一軒家のハウススタジオで共同生活をしている3人の女の子。
それぞれの日々にもがく彼女たちは、恋も、夢も、バイトも中途半端。
ある日そのスタジオへ下見に訪れた映画学校の女子大生。
スタジオの住人たちが、昔自分がハマっていた小劇場劇団のメンバーだと気づいた彼女は大興奮。
好奇心旺盛な彼女は2階にある空き部屋の秘密に興味を持つ。
「ひと月の間、この家で生活をさせてください」
その出会いをきっかけに
しまい込んでしまった劇団の悲しい過去が浄化へと向かう青春ストーリー。