作・演出:福島三郎
「敷居は低いが、質の高いエンターテイメントを」をモットーに東京の千歳船橋を拠点に活動する、劇団丸福ボンバーズ。作・演出は劇団主宰の福島三郎が務め、アットホーム&ウェルメイドな作風で定評がある。どの作品も観た後にホッコリと心が暖かくなると、観劇初心者から芝居通までファンが多い。今回のタイトルでもある<SEVENTH HEAVEN>はユダヤ教の第七天(神と天使のいる最上天)であり至福の状態、また<CLOUD NINE>は非常に幸福な状態。つまり二つの言葉は全く異なる単語で同意語である。今回の作品は、その『幸福』がテーマ。生きる環境によって異なる幸福感を動物の視点から描き物語を紡いでゆく。11回目の仙台公演。ご期待ください。
<あらすじ>
物語は、裕福な環境で飼われている室内犬と野良猫など動物たちの交流や会話で進んでゆく。室内犬には室内犬の、野良猫には野良猫の、人生があり悩みがある。それぞれの環境や状況を理解し、分かち合うことで知る自分の『幸福』。意識を変えることで、人生が前向きにも後ろ向きにもなる。そしてその先に、たどり着くものは・・・。