このたびネコゼ商店では『随風02』(書肆imasu)刊行を記念して、宮崎智之さん、今井楓さんをお迎えしてトークイベントを開催します。
2025年3月に発売された創刊号はたちまち重版となり、業界に随筆復興の風を巻き起こしています。そして創刊から半年で『随風02』を刊行。まだまだ風はおさまりそうにありません。
今回は創刊号にも執筆された文芸評論家・エッセイストの宮崎智之さん、02号に参加されたメディアディレクターの今井楓さんをお迎えして、あらためて「随筆復興」や、随筆を書くことなどについてお話ししていただきます。
司会は発行人である書肆imasu主催・平林緑萌さんにつとめていただきます。
【ゲストプロフィール】
宮崎 智之(みやざき・ともゆき)
文芸評論家、エッセイスト。1982年、東京都出身。著書に『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』(ちくま文庫)、『モヤモヤの日々』(晶文社)など。共著に『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』(アプレミディ)など。文學界「新人小説月評」(2024.01〜12)を担当。
今井 楓(いまい・かえで)
1995年埼玉県生まれ、米カリフォルニア州育ち。メディアディレクターとしてラジオ番組の制作を行いながら、自らもパーソナリティとして活動。2024年、よはく舎よりエッセイ集『九階のオバケとラジオと文学』を刊行。
平林 緑萌(ひらばやし・もえぎ) 1982年奈良県生まれ。書店員、出版営業、雑誌編集、書籍編集を経て2018年に志学社を創業。2024年、ひとり文芸レーベル「書肆imasu(しょし・います)」を立ち上げる。