世界よ これが命(ハダカ)の灯だ
原作:カレル・チャペック「Rossum's Universal Robots」
脚本・総合演出:澤野正樹
世界に「ロボット」という言葉・概念を打ち立てた歴史的作品「R.U.R.」を、文字通り身体を張って、命を懸けて描く愛と鋼鉄と裸の黙示録!!!!!!劇団 短距離男道ミサイル初のSF長編作品!!
ストーリー|
そう遠くない未来。ジャポンの基盤を揺るがす甚大な災害により人類が住めなくなってしまった区域『H-アイランド地区』。そこに建造された超巨大ロボット製造工場『ロッサム万能ロボット会社(RUR)本社』では、わずか20名の人間と大量の作業ロボットにより1日15,000体のロボットが生産されており、世界中へ輸出されている。最新の汎用演劇人型ロボット「HONDA-Ⅱ」は高齢化の進む世界各国の労働力として爆発的に普及し、労働から解放された人類は次第に退化していった。そして、いつしか世界には子どもがひとりも生まれなくなっていた。そんな未曾有の世界的危機の中、あるロボットの暴走を皮切りに、ロボットたちは人類に対し一斉に反旗を翻す・・・。