チケット予約・購入ならライヴポケット

【ライブポケット】次世代アーティスト特集 #1 B2takes! 知らなきゃヤバい☆話題沸騰中の注目度No.1次世代メンズユニット” LivePocket初登場!!

前へ12次へ

「B2ピーポー」と呼ばれるファンとのコール&レスポンスをはじめ、初めて観る人も楽しませるエンターテイメントに溢れたステージで、今や発表されるワンマン公演が即完売するほどの動員を誇り、メンバーソロとしてもテレビドラマや舞台、イベントなどの場所で大活躍。

4月に発売されたシングル「Shananaここにおいで」がメジャー流通され、名実ともに次世代を牽引する存在となった9人組メンズユニット。それが「B2takes!」(ビートゥーテイクス)だ。そして9月4日には、ニューシングル「ブラン・ニュー・アニバーサリー/Not Alone」で、いよいよメジャーデビューする。

2012年に結成。現在は奥山ピーウィー、小澤廉(取材当日は舞台の仕事で欠席)、しだっくす、IGU、中島拓斗、飯山裕太、わたる、あつし、森勇翔の9人で活動している彼らが、ここまでどうやって認知度を広げ、ライブの動員を増やしていったのか。彼らの魅力を8人のインタビューで紹介していきたい。

Photographer:木谷 元 Interview&Text:東條祥恵

僕らにはいろんなジャンルのイケメンがいるんです。
どんな人でも、好きな顔が見つかるはず!

──まずは自己紹介とともに「B2takes!のここがすごい」というところ教えてもらえますか?

奥山ピーウィーB2takes!のリーダー、奥山ピーウィーです。ピンク担当です。B2takes!の魅力は9人全員が個性的で、そんな僕たちが同じ1つの夢に向かってる感じがカッコいいなと思います。

森勇翔B2takesのグリーン担当。森勇翔です。B2takes!の凄いところは元気で明るいところ。いつも楽屋で楽しそうにしてるんで、それがお客さんにも伝わって楽しんでもらえてるんじゃないかなと思います。

あつしメンバーカラーは白、あつしです。B2takes!の凄いところは、みんな一応“イケメン”の部類なんじゃないかなと。そこです。

中島拓斗はい。担当カラーは水色。B2takes!のパッション王子“たくてぃー”こと中島拓斗です。B2takes!の魅力は、B2takes!と「B2ぴーぽー」(ファンの呼称)とで作り上げる、盛り上がりのあるライブだと思ってます。

しだっくすはい。B2takes!の担当カラー、ひだまりオレンジ。愛されヒロインの“しだっくす”です。B2takes!の魅力は、しだっくすというかわいい子がいること。そして、親しみやすさだと思います。

──しだっくすさんは、カラオケのシダックスが割引になるとかあるんですか?

しだっくすまだそういったタイアップはございません(一同笑)。ご連絡お待ちしております(笑顔)。

飯山裕太はい。B2takes!の黄色担当、飯山裕太です。B2takes!の凄いところは、もちろんライブも凄いんですけど、お芝居が上手な子がいたり、ダンスが上手な子がいたり、バラエティーが上手な子がいたり。ライブの枠を超えたところにも魅力が詰まったユニットというところだと思います。

IGUはい。紫担当のぶっ飛びハーフのIGUです。B2takes!の凄いとこは、みんな年齢がバラバラなんです。年齢層は幅広いんですけど、話が合う。ジェネレーションギャップが全然ないところが凄いなと思うところですね。

わたるB2takes!の青担当、最年少のわたるです。B2takes!は、さっき「イケメン」というのが出ましたけど。いろんなジャンルのイケメンがいるんですよ。普通のアイドルグループの方って、だいたい雰囲気が似た種類の方が集まってるイメージなんですけど。ウチにはこんな短髪系のハーフ(奥山とIGU)がいて、そして塩顔もいて。

森勇翔僕ひとりだけ目が一重なんですよ。

わたるそして、日本人なのに外人みたいな顔のイケメンもいるんですよ!

中島拓斗純日本製ですけどね(微笑)。

わたる他のグループとは違って、オールジャンルのイケメンが揃っているので「B2takes!いいかも」と思ったら……。

飯山裕太どんな人でも好きな顔が見つかる。

わたるそこが魅力だと思います。

それぞれ全く違うきっかけを持ちながら
「B2takes!」と出会い、一緒に歩むことになった

──みなさんがエンターテイメントユニットを目指すきっかけになったアーティストを教えて下さい。

奥山ピーウィー僕はですね、小学校の頃からモーニング娘。さんが大好きで。歌番組にモーニング娘。さんが出るときは「早くお家に帰って観よう」ってテンションが上がったり。ライブ映像を観て「よし、頑張ろう」と思ってテスト勉強したり。ずっとモーニング娘。さんに助けられてきたんですよ。学校でなにかあっても、家に帰ってモーニング娘。さんをテレビで観たら「やっぱりいいな~。明日も頑張ろう」って思えることがたくさんあって。こうしてモーニング娘。さんに今までもらってきた勇気とか元気を、今度は僕がみなさんにあげたいなと思ったのがアイドルになろうと思ったきっかけです。

森勇翔昔から男性アイドルグループに憧れはあって。そんななか、B2takes!をたまたま生で見たら「すごいカッコいい!」「キラキラしてる!」「アイドルだ!」と思って。そうしたら、たまたまオーディションを受けることになり。受かってここに入ることになったんですね。「自分の人生を賭けてやりたい」と思うぐらい、僕が見たB2takes!は輝いてたんで。そこに自分が今いることが本当に幸せだなと思います。

奥山ピーウィーありがとっ(笑顔)。

あつし僕が好きなアーティストはサザンオールスターズさんなんですけど。正直言うと、僕は誰かに憧れて……とかではなくて、流れでこの活動に携わるようになって。やっていくうちに「アイドルを本気でやりたい」と思うようになったというのが本音です。芸事に進もうなんて少しも考えてませんでしたから、大学を卒業するときには普通に就職を決めていたんです。そうしたら田舎でスカウトされ、本当に運よくコロコロ転がってB2takes!にたどり着いたんですよ。今は、ここに骨を埋めたいなと思ってます。僕は最年長のひとりなので、ここで……Fight!!

全員なんなんだよ、そのオチ!(爆笑)

IGU逆にFight!!(笑)

中島拓斗僕は、地元で一緒に遊んでた友達が雑誌の読モをやってたんですね。それで「有名になれていいな」と思ったのがきっかけで、モデル募集に応募したら今の事務所から声がかかったんです。僕もまったく芸能には携わったことがなかったので、会社から言われるがままに歌やダンスのレッスンをしていたら、3ヵ月後に急に水色の衣装を渡され「お前は今日からB2take!だ」と言われたんですよ。だから、最初はアイドルをやろうと思ってここにきたわけではなかったんですが、気づいたら歌って踊ってアイドルやってました(微笑)。

しだっくすしだっくすは、生まれて初めて鏡を見たんですよ。そうしたら、アイドルになるために………ふはっ(笑)……自分は生まれてきたんだと気づいたんですね(笑)。

IGUなんで自分が一番笑ってんだよ、ちゃんと最後までやりきれよ!(笑)

しだっくすしだっくすは、北海道で育ったんですけど。テレビでAKB48さんを見たんです。

飯山裕太ここから急にリアルな話になりますね(笑)。

しだっくすすごいキラキラしてて。しだっくすもこうなりたいと思ったんです。

飯山裕太それで、北海道からギター1本持って東京に出てきたんだよね?

しだっくすはい。歌手のYUIさんに憧れて。

わたるブレブレじゃねーかよ(笑)。

しだっくすアコギを持ってバス停でお母さんに別れを告げるというシチュエーションが良かったんですよ(微笑)。しだっくすも、いつかテレビの中に住んで、テレビの中から幸せを届ける人になりたいです(笑顔)。

飯山裕太僕はお芝居の仕事がしたくてこの世界に飛び込んだんですね。それで、今の事務所と巡り合って。最初はずっと舞台の方で活動をしてました。あるとき、事務所主催のイベントがありまして。僕はまったく別で出てたんですけど。そこにB2takes!も出ていて、ライブをやってたんですよ。今でこそみんなこんな髪色ですけど、当時はぴーちゃんとか髪がピンクで。ステージで踊ってる彼らはものすごく輝いていたんですね。そのことを事務所に言ったら、「入ってみないか?」と。だから、本格的に歌って踊ってというのも、ここで初めてやりました。僕は今もお芝居の活動をさせていただいてるんですけど。そちらで僕を知ってもらったお客さんに、B2takes!のライブに来てもらって、そこで初めてアイドルの楽しさを知っていただくというのがB2takes!での僕のやりがいでもあります。

IGU自分はもともと歌って踊りたいという気持ちがあったんですよ。親がフィリピン人とのハーフということで、音楽好きな一家だったんです。朝起きたらクラブミュージック的なものがガンガン家で流れてるんですよ!

全員えーっ!!

あつしファンキーだね(笑)。

IGU音楽に合わせて踊りながら親が掃除してたんで「踊るって楽しいな」って、子供の頃から思ってたんですね。で、そんな自分が一番衝撃を受けたのはDA PUMPさん、w-inds.さん、Leadさん、SPEEDさんの存在。そこで自分も歌って踊る人になりたいと思って、中学校からダンススクールに通って。歌とダンスの専門学校にも通いまして。自分は愛知なんですけど。専門学校を出たあと「東京に行けばなれる」と思って上京しようとしたら、親に止められたんですよ。その反対を押し切って上京して。気づいたらB2takes!になっていたんです。自分も会社から紫色の衣装を突然渡されて。自分としだっくすはすぐに加入ではなく、たしか最初は研究生としてやってみてという感じだったんです。それで、今はB2takes!として活動できているっていうことは、自分はそこで憧れていた夢が叶ってるんですよ。夢を叶えるためには、諦めないことが大切だなと思いますね。

わたる僕はIGUちゃんと似てるんですけど、ちっちゃい頃から歌って踊って女の子に“きゃー”って言われることにすごい憧れまして。そう思ったきっかけは、学校でモテたいなと思ったこと。超カワイイ女の子を振り向かせたいなと思って、ダンスと歌をやり始めたんです。そこからずっとダンスと歌を習ってて。原宿でB2takes!の事務所の方にスカウトされて「ウチでアイドルグループをやってるから、ライブを見に来ない?」と言われて。観に行ったらめちゃくちゃカッコよかったんです。この仕事は女の子にキャーキャー言われて、人を幸せにする仕事なんだなと思って。そういう仕事に自分も就きたいと思って入りました。だから、僕もアイドルになりたいという夢が叶ってるんです。女の子にキャーキャー言われて、すごく満足してます。もっとキャーキャー言われたいです。

「B2takes!」に人生を賭けるほどの強い思い。
今のこのメンバーだったら「もっと上にいける」

──B2takaes!が、次世代の注目グループとして存在感を放つまでに登りつめた1番の要因はなんだと思いますか?

飯山裕太ひとつは、リーダーのぴーちゃんが、ずっとB2takes!を守ってきてくれたこと。すごい苦しい時代から、ずっと夢を諦めずにやり続けてくれたわけですから。5年もやっていれば分裂しかけたこととかあったと思うんですけど。それでもぴーちゃんは諦めなかった。だから、僕はリーダーの存在が大きいなと思ってます。

IGU唯一のオリジナルメンバーなんです。

奥山ピーウィー結成当時のメンバーは僕しか残ってないんですよ。最初は学生のメンバーも多かったので、本気でやってるのかって言われたら、全員が本気でやってますとは言えなかった。だから、徐々にメンバーが抜けていって。でも自分は大きなステージで踊る夢を諦めたくなかったんですよ。そのうち小澤廉くん、しだっくす、IGUちゃんと、素晴らしいメンバーが入ってきてくれて。だから僕は1回も辞めたいとは思ったことはなかったですし。今のこのメンバーだったら「もっと上にいけるな」って確信しています。

──“本気”でこのグループに人生かけているメンバーだけが残っていった。

飯山裕太辞めていったメンバーを後悔させてやるという気持ちが強いメンバーが、リーダーを筆頭に残っているんだと思います。「辞めたこと、マジ後悔させてやるよ」って気持ちが強いんですよ。

奥山ピーウィーメンバーが辞めていくたびに「絶対に有名になってやる」という気持ちが増していくんですよ。でも、追加でメンバーとして入ってきた子たちも。しだっくすとかたくてぃーとかゆったーは、お客さんが本当に少ないときに入ってくれたから、それがすごい嬉しかったんですよね。

──お客さんが10人ぐらいしかいなかった時代もあったそうですね。

奥山ピーウィーはい。最初の1~2年は本当に動員がなかったんですよ。当時はちょうどメンズグループが流行ってない時代だったんですよ。客席の前から2列ぐらいしかいませんでしたからね。それで「絶対ここを埋めようね」って話して埋めて。「よし、じゃあ次はここを埋めよう」って。そうやってどんどん動員を増やしていって。今では森勇翔が新しく入って9人体制になり、新生B2takes!として1発目のライブで赤坂BLITZを埋めたんですね。でも、まだまだ。僕たちの夢は日本武道館なのでまだまだ遠いんですけど、絶対にやれる。そう思えるメンバーしか今はいないです。

──動員がない時代、お客さんを増やすためにどんなことをやってきたんですか?

飯山裕太ビラ配りですかね。

中島拓斗それぞれのカラーの衣装を着て、ビラ配って。東京ドームの外で配ったり。

しだっくす回収して帰る。

飯山裕太ほとんど無視されて。

中島拓斗そこら辺に捨てられたビラを。

しだっくす回収して帰る。

奥山ピーウィー心が毎回毎回折れそうになるんですよ。でも「ビラで知りました」って来てくれる子もいたんで、それで救われましたね。

──そんな下積み時代があったとは。

しだっくす遠回りはしていると思います。

前へ12次へ