自分が10代の頃に感じた喜びを、
他の人たちにも感じてもらいたい。
■ライブハウスとの関わりというところで思うことはありますか?
子どもの頃の自分からしたら、想像を絶することですよね。ライブハウスが自分の仕事場、みたいなものですから。こんな幸せなことはない。ライブハウス、これからももっといろんなところに行きたいと思っています。立ち返ると、自分が田舎者だというのが大きくて。自分の街のライブハウスに、好きなバンドがやってくるって、本当にうれしいことなんですよ。電車で30分くらいで行けるんだけど、「網走」って書いてあるより、「北見」って書いてある方がはるかにうれしかった。自分が10代の頃に感じた喜びを、他の人たちにも感じてもらいたいという気持ちはありますね。
■「緊急ナイト」、そして緊急バンドについて今後の抱負を教えていただけますか?
「緊急ナイト」、緊急バンドに関しては、辞める理由がないですし、辞めたいとも思わないので、やり続けていくと思います。本当はこういうイベントがない世の中のほうがいいわけですけど。
■自然災害はどうしても起こってしまいますもんね。
ハルさんが「死ぬまで緊急!」って言ってくれたり、コータローさんが最初の頃に、「“もういいです”って言われるまでやりますから」って言ってくれたりして。一緒にやってくれている人たちの言葉に支えられていますよね。“ありがとうございます、本当にそうですよね”って思っています。趣旨はずっと一緒で、音楽を思う存分楽しんで、その上で、気難しくではなくて、柔らかく、忘れないように心に留めておくというか。お酒飲んで、ガハガハ笑いながらやっていけたらなと思っています。単純に自分が楽しみだったりしますし。
■回を重ねるごとに、緊急バンドのレパートリーも増えてきているのではないですか?
結構とんでもない曲を覚えなきゃいけなかったりして。それはそれで面白いんですけどね。ハルさんが「『黒猫のタンゴ』やろうよ」って言ったら、じゃあ覚えなきゃとか。歌謡曲が来ると、“歌謡曲ってすげえ難しいな”って思ったり。勉強もさせてもらいながら、楽しませていただいて、お得にやらせていただいています(笑)。
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