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SPECIAL
INTERVIEW
MADBEAVERS
MADBEAVERS 10 YEARS ANNIVERSARY!!
この3人がいれば目指す音楽はなんだってできる。
MADBEAVERSが今もなお挑み続けるロックンロール。
撮影/三浦孝明 インタビュー・文/東條祥恵
 
■PROFILE
MADBEAVERS(マッドビーバーズ)
1998年、KIYOSHI、JOE、CHIROLYNの3人でKIYOSHI'S MADBEAVERS名義で活動開始。2007年9月にCHIROLYNの脱退後、KIYOSHIとJOEの2人で活動を続けていた中、2008年4月にEBIが正式加入。名義をMADBEAVERSに変え、2008年12月にアルバム『You are my Black sunshine.』を発表し、再スタートを切った。EBIの加入により、さらに磨きがかかったソリッドなサウンド、そしてメロディアスな曲。見る者を魅了し、聴く者の感覚を呼び起こす。活動10周年を迎え、現在アニバーサリーツアーを開催中。
■Information
ニューシングル「UROBOROS」
・MRMB-0016 1,500円(税込)
2018.5.6 on sale!
【収録曲】
01:UROBOROS
02:Warrior is Queen
■MADBEAVERS
10years TOUR 2018 #2 開催中!
・6月3日(日)新横浜 NEW SIDE BEACH!!
★Kiyoshi生誕祭!
OPEN 17:30 / START 18:00
・ 6月8日(金)Music Bar burrows
(Kiyoshi a.k.a freeman)☆c/w 木村世治
OPEN 20:30/START 21:00
・ 6月9日(土)いわきclubSONIC
☆c/w 木村世治(with 仲川泰弘)
OPEN 17:30 / START 18:00
・6月10日(日)石巻 BLUE RESISTANCE
☆c/w 木村世治(with 仲川泰弘)
OPEN 17:00/START 17:30
■MADBEAVERS
10years TOUR 2018 #3
・6月19日(火)佐賀 GEILS
☆c/w LewBees
OPEN 18:30 / START 19:00
・6月20日(水)佐賀 LIVE BAR・雷神
(Kiyoshi a.k.a freeman)
OPEN 19:30 / START 20:00
・6月22日(金)小倉 FUSE
OPEN 18:30 / START 19:00
・6月23日(土)福岡 Club PEACE
OPEN 18:00 / START 18:30
・6月30日(土)新潟 柳都SHOW!CASE!!
OPEN 18:00 / START 18:30
・7月1日(日)高崎 clubFLEEZ
OPEN 17:30 / START 18:00
■チケット料金
前売4,500円/当日5,000円(税込)
[1DRINK別]
【6月8、20日公演のみ】
前売3,500円/当日4,000円(税込)
[1DRINK別]
※6/8と6/20の2公演は、Kiyoshi a.k.a freemanのLIVEの為、チケット料金が異なります。
■オフィシャルサイト
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ライブにはCDでは体験できない感動がある。
MADBEAVERSが今もステージに立ち続けている理由。
■そうして今もライブにこだわり続けているみなさんですが。最初にライブハウスのステージに立った頃のことは憶えてらっしゃいますか?
JOE 僕らがやりだした頃は喫茶店に毛が生えた程度でしたからね。ライブハウスも。
Kiyoshi うん、そうだね。
JOE 俺はライブハウスのステージに立ったのは16歳かな。
Kiyoshi 僕がギター始めた頃だ。
EBI 僕は高校生の頃、楽器屋主催のイベントで出たのが最初ですね。
JOE 俺、それ入れたら14歳だわ。その当時はドラマーの人口が少なかったから需要が多くて(笑)。バンドやってる先輩たちに「お前、これ覚えてウチでドラム叩いてくれ」と言われて叩いたな。
EBI それはもうヘヴィメタだったの?
JOE そのときは高中正義さんとかも。
EBI フュージョン!!
Kiyoshi 僕はKISSだったな。
■そんなティーンエイジャーの頃、この年齢になるまでライブハウスに立ち続けるというロックンロールな人生を想像してましたか?
全員 まったく!!
JOE こんな長い間ドラムを叩き続けられると思ってなかったです。
Kiyoshi 50歳過ぎてもやってるなんて思ってなかった。
■今もステージに立ち、ライブをやり続けていられる理由はなんだと思いますか?
JOE お客さんとのエネルギーの交換じゃないけど、その感じがやめられないんでしょうね、いまだに。同じメニューでやっても、その日その日で違うし。それがうまくいくときもあればダメなときもある。それぐらい生ものだから。
■これだけ百戦錬磨でライブをやってきた方々でも、うまくいかない日があるんですか?
JOE ありますね。「今日はイマイチだったな」というのがわりとしょっちゅう(笑)。
EBI それだから続けられているのかもしれないですね。完成してしまったら前に進む意欲がなくなりますから。
■続けるにあたって、若い頃とは違って健康管理も気をつけてらっしゃると思うんですが。そんな中、50代でこんなにスリムでヘアもふさふさというところをキープし続けているところは凄いですよ。
JOE それは“体質”です。
EBI と、“遺伝”ですね。
JOE 遺伝だとウチは禿げるんだけどな(笑)。
Kiyoshi 僕は単純にギター弾いてて、ギターの上にお腹がのってたり、もしくはお腹でギターが見えなくなるのは自分的に許せない。美学の問題で。俺はそうなりたくないってだけの話。
全員B型でまとまらない(笑)。
みんな好き勝手で自分のことしか考えていないけど、
それで成り立ってる。
■ここはメンバー全員B型だそうですが、どうやってバンドをまとめてるんですか?
Kiyoshi まとまんない、まとまんない(笑)。みんな好き勝手で、みーんな自分のことしか考えてないから。それで成り立ってる。
EBI そこがいいんですよ。まとめようとしないところが。
JOE そこがウチの個性。
Kiyoshi だから、外からは破天荒に見られがちだし、実際破天荒な時代もあった。でも本当に破天荒だったら、こんなに長く音楽なんてできないから。破天荒だったらいいロックンロールが生まれるのかって。ないよ、そんなの。
■真摯に音楽に向き合ってきたからこそ、今もステージに立てているということですかね。
EBI それですよ。それがないところにはいる意味がないし、続けられない。
Kiyoshi 音楽がしたいだけだから。音楽も、結果論なんです。若い頃とかみたいに「激しい曲やりたいから作ろう」って作るんじゃないんです。今は結果論として激しい曲ができたり9分超える曲ができたりということなので。それを実際にやってみたら「やっべーな。じゃあこれどうしようか」って。
EBI そういう曲が上がってきて‥‥(無言)。
JOE 脳が停止した?(笑)
EBI うわー、こういうところが50歳を超えたミュージシャンだよ(笑)。
Kiyoshi ほら、再起動しなきゃ(笑)。
EBI その音楽に対してそれぞれが妥協しない。それがある以上、前にいけるし、続いていくと思うんですよね。
好きに感じてもらっていい。
お客さんが10人だろうが1万人だろうが
同じことをやる。
■では、これを読んで初めてMADBEAVERSのライブに行ってみたいなと思った方々に、なにかアドバイスがあったらお願いします。
EBI とにかく曲を聴いてビビビッときた人には足を運んでもらいたいですね。ライブハウスは気軽に来られるから。好きに感じてもらっていいし。
JOE CDも聴いていただきたいんですけど、ライブはそれ以上の“生音”が出るんですよ。CDに入っていない、ハイレゾ音源とかでも聴こえない超高音から超低音までの音の情報が生音には入ってて。耳で感じなくても体で感じますから。俺、この間バリ島のガムランの生音を聴いたら、感動して泣いちゃったんですよ。それでCDを買ってきたんですけど、CD聴いても全然涙は出ないんですね。あれは、あの場の雰囲気、あの場でしか出てこない音があったからこそで。ライブにはそういうCDでは体験できない感動があるんです。なので、ライブでぜひ聴いていただきたい。
Kiyoshi YouTubeとかを含め、見聞きする機会が今はすごく多いでしょ? それだけで見た気になって満足してる人が多いと思うんで、JOEが言ったように“生”でって思いはもちろんあります。でもね、見たい奴が観に来ればいいよ。僕はね、お客さんの数でやること変えるのは嫌なので。お客さんが10人だろうが1万人だろうが同じことをやる。だから、見たい奴が観に来て欲しい。
PHOTO REPORT
MADBEAVERS 10years TOUR 2018 #2
2018.5.6 Shimokitazawa ReG
Photographer:Takaaki Miura
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