人は何のために表現するのか?
すべての生物の生存目的は、遺伝子を次世代に伝達することである。生涯という時間を限定された個体が、遺伝子の継承により、時間を超えた生命を獲得する。
人間は、そうした自然の原理にと止まらず、想像力を発生させ、意識を生み出した。意識を具体化することにより技術を発展させた。そして肉体の外部にメディアを成立させ、個体が見たこと・聞いたこと・感じたことを、次の世代に伝達することが可能になった。
人は何故生きるのか。人は見たものを見たと、伝えるために生存している。特別な才能のある人間だけではなく、すべての人間にとって表現行為は、生きることそのものである。
リアルテキスト塾は、人間の基本的な原理に基づき、「伝えるための表現」を追求する私塾である。
リアルテキスト塾 趣旨
●リアルテキスト塾は参加型メディア一筋、橘川幸夫の私塾です。
●本当の情報化社会がどういうものになるのか、その時、仕事は、生活は、メディアは、社会は、人類はどうなるのかを、塾生と一緒に考えます。
●「上手な文章技術」を修得する塾ではありません。何故書くのか、表現とは何か、社会とは何か、関係とは何か、という根本的な問題を一緒に考える場です。
●リアルテキスト塾は、すでに18期を終了しています。大学・専門学校などでの講義も行い、独自のメソッドも開発しました。
●これまでの成果を踏まえて、より社会的な表現・視点についてのワークショップを充実させます。
●この塾は、橘川幸夫の私塾ですので、僕の活動・思考に関心のある方の入塾をお待ちします。