「俺たちはヒーローです」
どこにでもある、普通の居酒屋。
とある戦隊ヒーローの4人が、打ち上げをしていた。
彼らは悪の組織を倒すと、いつも"反省会"とは名ばかりのドンチャン騒ぎをしている。
みんなで新人のグリーンをいじってみたり、「ぶっちゃけピンクのこと女として見たことある?」と最低な話題で盛り上がったりと、いつもの調子。
が、突然レッドが深刻な表情で、こう切り出す。
「俺、戦隊やめようと思うんだ」
楽しかったはずの打ち上げが一転、最悪の空気に。
話し合いが激化するうち、彼らの脳裏に一つの言葉が浮かぶ。
「解散」。
果たして彼らが選んだ道とは?
そしてその先に、どんな未来が待っているのだろうか?